大阪都市魅力創造戦略2025について
2021年3月31日
ページ番号:531409
本戦略の位置づけ
- 新型コロナウイルス感染症の影響・状況を踏まえ、観光需要の回復を担う国内旅行の促進や新たな潮流に対応した魅力の創出・強化、 インバウンド回復後を見据えた基盤整備などを着実に推進するとともに、大阪・関西万博の開催さらには万博後に向けて、国際都市大阪に相応しい新たな賑わいを創り出し、活力を高めていくための方向性を示すものです。
策定の背景等
計画期間
2021年(令和3年)度~2025年(令和7年)度
基本的な考え方
大阪都市魅力創造戦略2025では、次の3つの基本的な考え方のもと、10のめざすべき都市像を定め各種施策を推進します。また、本戦略に基づく各種施策について、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献する視点をもって推進していきます。
大阪・関西万博のインパクトを生かした都市魅力の創造・発信
2025年4月から開催が予定されている大阪・関西万博は、大阪・関西の魅力を世界に発信する絶好のチャンスであり、大阪の再生・成長に向けた推進力となるビッグイベントです。2,800万人を見込む来場者が大阪の魅力を堪能できるよう、ICTなども活用しながら新たな都市魅力を創出するとともに、大阪・関西万博の開催により、さらに高まる大阪の知名度を生かして強力に発信していきます。
(パース図提供:2025年日本国際博覧会協会)
安全・安心で持続可能な魅力ある都市の実現
自然災害をはじめとするあらゆる危機的事態に直面しても、柔軟かつ機動的に対応し、その影響を最小限にとどめ、復活できる力(レジリエンス)が都市ブランドとして評価される時代を迎えています。都市魅力の分野においても、レジリエンスの視点は重要であり、その基礎となる安全・安心に滞在できる都市を実現していくため、ウィズコロナに対応した非接触などの受入環境整備や情報発信などをはじめ、各種施策を推進していきます。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、人の移動や集客が制限される中、オンラインの活用などによる事業展開が進められており、コロナ禍で生まれた新たな手法や価値観等による都市魅力を創出します。
多様な主体が連携し、大阪全体を活性化
都市魅力の創出は、行政・経済界・地域団体など様々な主体がその担い手となり、それぞれの強みを最大限に発揮していくことが必要です。施策の推進にあたり、行政として、民間の活力を最大限に引き出すとともに、多様な主体をつなぐ役割や、総合プロデュース、旗振り役を担い、府内市町村や大阪観光局をはじめとする各主体と一体となって都市魅力の向上に向けた取組みを展開し、大阪全体の活性化を図ります。
戦略の進捗管理
- 戦略に掲げるめざす姿や10の都市像の実現に向け、各種施策を着実に推進するとともに、本戦略の進捗を管理するため、大阪府市都市魅力戦略推進会議において年度ごとに評価・検証を行います。
- 戦略の実効性や進捗度等を把握するための指標を設定し、指標全体の数値や内容、個々の施策の達成状況、社会経済情勢等を総合的に判断し、適切な状況の把握に努めます。
- 新型コロナウイルスの感染状況などの変化に対応するため、戦略の評価・検証を踏まえ、具体的な取組内容等について適宜、追加・変更等を行うとともに、必要に応じ進捗管理の手法を含め戦略を柔軟に見直します。
内外からの誘客に関する数値目標
戦略の数値目標として、 「内外からの誘客」に関し、「大阪の再生・成長に向けた新戦略(2020年12月)」と整合を図りつつ次のとおり設定します。
(注)社会経済情勢等の変化に応じて、目標値、達成をめざす時期等について、適宜、追加・修正を行うなど、必要に応じて柔軟に見直しを行っていきます。
指標 | 目標値 | 達成をめざす時期 |
---|---|---|
日本人延べ宿泊者数(大阪) | 3,400万人泊 | 2025年 |
来阪外国人旅行者数 | 1,500万人 | 2025年 |
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