胃がん検診を受けましょう
2025年4月7日
ページ番号:17860

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胃がん検診について

検診内容
胃部エックス線検査または胃内視鏡検査のどちらかを選択して受診してください。
(1)胃部エックス線検査

- 食事を抜いて胃を空っぽにした状態で発泡剤(胃を膨らませる薬)とバリウム(造影剤)を飲み、検査台の上で体の向きを変えながら胃の粘膜を観察します。
- インスリンポンプ及び持続血糖測定器を装着している場合、エックス線により機器に影響が出る可能性がありますので、装着したままでは撮影できません。かかりつけ医に確認しましょう。
(2)胃内視鏡検査

- 食事を抜いて胃を空っぽにした状態で、口または鼻から内視鏡を入れて、直接胃の粘膜を観察します。
- 検査時に疑わしい部位が見つかれば、生検(組織の採取)をおこなう場合があります。生検は保険診療となり、別途請求があります。当日はマイナ保険証をご持参ください。
- 抗血栓薬(血をさらさらにするお薬)を服用している方も受診可能ですが、観察のみとし検診当日は生検を実施しません。また、検査は原則、経口内視鏡で実施します(経鼻内視鏡で実施できる場合もあります)。予約時に服用中の抗血栓薬をお伝えください。検診当日は「お薬手帳」をご持参ください。

受診対象者
50歳以上の大阪市民(大阪市に住民登録がある)の方
※当該年度末(3月31日)時点での年齢です。

受診対象外となる方

胃部エックス線検査が受診対象外となる方
- 妊娠中、妊娠している可能性がある方
- これまでにバリウムによる検査を受診し、アナフィラキシーショック等(下記)の症状があった方
気分が悪い・顔面蒼白・四肢冷感・血圧低下・チアノーゼ・意識消失・蕁麻疹・咽頭浮腫(喉がつまったように感じる)・呼吸困難(息苦しい、息がしにくい)等 - 胃全摘出後の方

胃内視鏡検査が受診対象外となる方
- 妊娠中、妊娠している可能性のある方
- 胃全摘出後の方
- 検診での観察部位(食道・胃・十二指腸球部)を治療中もしくは内視鏡にて観察中の方 ※服薬のみで治療中の方は受診可能
- 咽頭、鼻腔などに重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない方
- 呼吸不全のある方
- 急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
- 明らかな出血傾向またはその疑いのある方
- 最高血圧が極めて高い方
- 全身状態が悪く、胃内視鏡検査に耐えられないと判断される方

その他受診対象外となる方

受診間隔
- 胃部エックス線検査 年度中に1回
- 胃内視鏡検査 2年度に1回
※「年度」とは、4月1日から翌年の3月31日までです。
※同一年度内に両方の検診は受診できません。
前年度に胃内視鏡検査を受診していれば、今年度はどちらも受診できません。

費用
- 胃部エックス線検査 500円
- 胃内視鏡検査 1,500円
※対象外の方や、適正な受診間隔をあけずに受診した方は、全額自己負担していただく場合があります。


検診実施機関
クリックしてください。

取扱医療機関

車いす・休日・外国語・女性スタッフ対応可能な取扱医療機関

取扱医療機関ごとの胃内視鏡の種類(鼻から・口から)を知りたい場合
注1)スマートフォンの場合、性能等の都合でアプリで開くとピンが表示されない場合があります。その場合はブラウザで開いてください。
注2)曜日・時間帯によっては対応できない場合がありますので、予約の際に直接お問い合わせください。
予約から受診当日まで
- 希望される検診実施機関へお電話で、「大阪市がん検診で胃がん検診を受けたい」と予約してください。
- 検診実施機関の指示に従い受診してください。
- 検診当日は下記の持ち物をご持参ください。

持ち物
- 年齢・大阪市民であることが確認できるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)
- 検診実施機関から指定されたもの


「詳しい検査(精密検査)が必要です」と判定されたら
必ず精密検査を受けてください。より詳しい検査をおこない、本当にがんがあるかどうかを調べます。もし、胃がんがあっても早期に発見できれば、治る可能性や治療の選択肢が広がります。早期に発見できる チャンス ととらえて、必ず精密検査を受けましょう。
注意)胃がんは、早期であれば症状が出ないことがよくあるため、「次回の検診まで待とう」「症状がないから大丈夫」などと自己判断せず、精密検査を受けましょう。


精密検査の内容
精密検査では、胃内視鏡検査がおこなわれます。検査で疑わしい部位が見つかれば、組織を採取(生検)し、悪性かどうか調べる検査(組織診)をおこないます。胃がん検診として胃内視鏡検査を受診した場合でも、精密検査として再度の胃内視鏡検査をおこなうこともあります。

大阪市がん検診精密検査協力医療機関
クリックしてください。


胃がんについて詳しく知りたい方へ

胃がんについて
- 日本のがんによる死亡原因の上位です。
- かかる方は、50代から増加します。
- 早期では自覚症状がないことが多いです。
- 胃の痛み、不快感、食欲不振、食事がつかえるなどの症状がある場合には、検診を待たずに、すぐに医療機関を受診しましょう。

どんな人がかかりやすいのか
- たばこを吸っている
- 食塩や高塩分食品をたくさん摂取する
- ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染

胃がん検診Q&A
Q:症状がないのに、繰り返し検診を受けないといけないの?
A:早期の段階では自覚症状がほとんどなく、かなり進行しても症状が出ない場合もあります。そのため、症状がなくても、定期的にがん検診を受けましょう。
Q:胃がん検診でいつも「要精密検査」となるが、精密検査を受けた方がいいの?
A:精密検査を受けましょう。自分で判断せずに、胃内視鏡検査などの精密検査を受けて「がん」であるかどうかの正しい診断を受けましょう。なお、過去に胃の病気や治療を受けたことのある方は、粘膜に瘢痕(はんこん)が残ることがあり、胃部エックス線検査は適さないと言われています。今後は、かかりつけの医療機関で定期的に胃内視鏡検査を受けられることをお勧めします。

大阪市がん検診についてのお問い合わせ先

がん検診専用電話
電話 (06)6208-8250 (受付時間 平日9時~17時)
ファックス (06)6202-6967
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
健康局 健康推進部 健康づくり課 成人保健グループ
電話: 06-6208-9943 ファックス: 06-6202-6967
住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所2階)
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