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2019年度 結核分子疫学調査事業実施要領

2019年5月17日

ページ番号:289256

感染症の発生に際し、原因微生物の型別を特定し、感染源、感染経路、感染の広がりなどを明らかにすることは、公衆衛生対策を推進する上で非常に重要である。原因微生物の型を区別するにはいくつかの方法があるが、分子生物学的な手法を導入し、微生物の遺伝情報の差異を解析し、より詳細な型別を行なう方法があり、このような遺伝子型に基づく疫学的解析を分子疫学という。

結核菌に関しては、VNTR(variable number of tandem repeat)型別という遺伝子型別法が用いられる。これは、結核菌染色体上に多数存在する繰り返し配列の反復回数の違いを利用した解析方法であり、結核菌を分類し、菌の地域特性や感染経路の究明に役立つものである。

 

1 目的

患者から分離された結核菌のVNTR型別を実施し、本市の結核対策の向上に寄与する。

 

2 方法

医療機関及び検査機関より分与された菌株に対し、大阪健康安全基盤研究所にてVNTR型別を行い、保健所において詳細な解析を行ない、市内で分離された結核菌の特徴を明らかにする。

 

3 期間

  2019年4月1日から2020年3月31日

 

4 期待される主な効果

(1) 接触者健診における感染経路の証明。

(2) 疫学的に疑いがもたれなかった感染経路の発見。

(3) クラスター形成(VNTR型別が同一のグループ)率の経年的な分析による感染状況の解明及び結核対策の評価。

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