「たばこ」をやめたい方へ
2022年6月7日
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やめられないのは、意思が弱いからではありません!!
喫煙習慣の本質は”ニコチン依存症”という病気です。
たばこの煙に含まれるニコチンには覚醒剤と同じくらい強い依存性があります。
たばこを吸うとニコチンが数秒で脳に達し、快感物質(ドパミン)が放出され快感を感じ、同時にさらにたばこを吸いたいと思うのです。
より簡単に卒煙するために
禁煙してみたいけど、禁断症状がつらくて、、、という方もおられると思います。
そんな“ニコチン切れ”の症状は禁煙を始めて2-3日がピークと言われています。
そして、辛い症状を抑えるために、貼り薬やガムでニコチンを補充しながらやめる方法もあります。
また、ニコチンを含まない飲み薬を医師に処方してもらう方法もあります。
我慢だけで乗り切ろうとせず、利用できるものは何でも使いましょう。
減煙や加熱式たばこへの切り替えは逆効果!!
よくある勘違いのひとつに“とりあえず本数を減らす”というものがあります。
しかし、減煙して吸う間隔が長くなると、ニコチン切れ症状が強くなるので次の1本をとてもおいしく感じてしまい、ますますたばこから離れるのが難しくなるのです。
スッパリやめることが禁煙への近道です。
また近年使用者が増加している「加熱式たばこ」を、煙が出ない(少ない)ため、たばこではないと勘違いしていませんか?
加熱式たばこは依存性のあるニコチンが含まれているたばこです。
禁煙開始に手遅れはありません
少しでも禁煙してみようかな?と思われた方は、各区の保健福祉センターで保健師に相談してみてください。
病院で禁煙治療を受けてみようかなと思われた方は、こちら(大阪府ホームページ)から大阪府内の禁煙サポート実施医療機関をご確認ください。
禁煙がもたらすメリット
たばこをやめて数日で痰が減り、呼吸が楽になります。
さらに、たばこを吸うことで増えてしまった肺がんのような死亡につながる病気の危険度が、禁煙によって徐々にたばこを吸わない人と同程度まで下がります。
また、たばこをやめることでうつ病や認知症の発症を減らせることが報告されていますし、1箱450円のたばこを1日1箱吸う場合、1ヶ月のたばこ代は1万円以上!!
まさにたばこは百害あって一利なしです。
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