12月1日の「世界エイズデー」に大阪城をライトアップします
2025年3月17日
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レッドリボン
世界エイズデーは、WHO(世界保健機関)が1988年に制定したもので、毎年12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。
令和6年度のキャンペーンテーマは「U=U 知ることから、もう一度。12月1日は世界エイズデー。」です。
治療法の進歩により、HIV陽性者の予後が改善された結果、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。
また、HIV治療を継続して受け、血液中のウイルス量が検査で検出できない程度に最低6ヶ月以上継続的に抑えられているHIV陽性者からは、性行為によってHIVが感染することがないことも確認されています。つまり、治療の進歩でHIV陽性者の生活は大きく変わり、HIV感染の予防にもその進歩に支えられた様々な選択肢が用意されるようになりました。
しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、有効な治療法が無く死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。そのことがHIV感染を心配する人たちを検査や治療から遠ざけ、また、差別や偏見を招く要因の一つになっているとも言われています。
ひとりでも多くの人がHIV/エイズのことを自分の事として捉え、検査や治療、支援などの知識を身につけるきっかけとなるよう、最新の知識の普及を通じて、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消につながることを願っています。
世界エイズデーについての詳細は、大阪市ホームページ「12月1日は世界エイズデーです」をご覧ください。

ライトアップについて
大阪府・大阪市・堺市・高槻市・東大阪市・豊中市・枚方市・八尾市・寝屋川市・吹田市では「エイズ予防週間実行委員会」を組織し、「世界エイズデー」を中心とした1週間を「エイズ予防週間」として定め、エイズに関する正しい知識の普及啓発活動等に取り組んでいます。
レッドリボンには、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズと共に生きる人々を差別しないというメッセージが込められており、大阪城を赤色にライトアップすることで、エイズ(後天性免疫不全症候群)のまん延防止、HIV陽性者への差別や偏見の解消、エイズに対する正しい知識の普及啓発を図ります。

日時
令和6年12月1日(日曜日)
日没から午後10時まで

場所
大阪城天守閣(大阪市中央区大阪城1-1)

主催団体
エイズ予防週間実行委員会
(大阪府・大阪市・堺市・高槻市・東大阪市・豊中市・枚方市・八尾市・寝屋川市・吹田市)
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