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日本語教育機関への結核定期健康診断の実施について

2024年3月1日

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近年、大阪市では外国生まれの結核患者が増加しています。
令和4年の新登録結核患者数のうち外国生まれの患者の割合は13.5%で、20歳代に限ると76.7%に達しています。
特に日本語教育機関に在籍する学生の割合が増加しており、日本入国後、間もない時期に結核を発症するケースが見受けられます。

大阪市保健所では、結核患者を早期発見し、早期治療につなげることで、結核感染の拡大防止を図ることを目的として、日本語教育機関への結核定期健康診断事業を実施しています。

対象施設

大阪市内の日本語教育機関

ただし、以下の条件を満たす教育機関を対象とします。

  • 結核検診車を駐車出来る駐車場や周辺道路など、健診場所を確保できること。
  • 道路使用許可申請において、安全対策として検診車の周囲に誘導員を置く必要があるため、必要な誘導員の従事を日本語教育機関にて請け負うことが出来ること。

※周辺道路を使用して健診を行う時には、道路使用許可の届出を行います。
警察が道路使用許可を出すには、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図るため、誘導員が必要となります。
道路使用許可申請に関しては大阪市保健所が申請を行いますが、日本語教育機関にて誘導員の従事をお願いいたします。

対象者

  • 専修学校又は各種学校に規定されていない日本語教育機関に在籍している学生
  • 専修学校又は各種学校に規定されている日本語教育機関に在籍している、修業年限が1年以上で2年次以降の学生
  • 日本語教育機関に在籍している修業年限が1年未満の学生

※修業年限1年以上の専修学校又は各種学校の入学年度の学生については、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第五十三条の二、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令第十二条の二において学校の長に結核健診を行う実施義務があるため、本事業の対象外となります。
(参考)
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 | e-Gov法令検索別ウィンドウで開く
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令 | e-Gov法令検索別ウィンドウで開く

※大阪府内の専修学校又は各種学校については大阪府/私立専修学校・各種学校の情報 (osaka.lg.jp)別ウィンドウで開くを御確認ください。

費用

健診費用は無料です。

実施期間

4月1日から翌年3月31日まで
※ただし、土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除きます。

検診時間

午前10時から12時、午後1時から4時を基本とします。

実施方法

結核検診車による胸部エックス線検査

申込方法

(様式)実施希望連絡票

その他

  • 施設・道路状況により健診場所を確保できない場合は、御申込されましてもお断りする場合がありますので、御了承ください。
  • 健診を受けた結果、要精密検査・要治療となる可能性があります。学生の病院受診や公費負担申請の手続き、治療への支援についても御協力くださいますようお願いいたします。

(予定)令和6年度日本語教育機関結核オンライン講習会の開催

結核に関する正しい知識に触れ、学生への支援にお役立ていただけるよう、大阪市内の日本語教育機関の職員を対象とした講習会を開催する予定です。

詳細が決まり次第、当ホームページでもお知らせいたしますので、是非御参加ください。

講習会について御質問がありましたら、結核グループまでお問い合わせください。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 健康局大阪市保健所感染症対策課結核グループ

住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス11階)

電話:06-6647-0653

ファックス:06-6647-1029

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