COPD(慢性閉塞性肺疾患)
2025年3月27日
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COPDとは
慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん/COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)とは、これまで「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれていた病気の総称です。たばこなどに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、肺に炎症が起こり、徐々に呼吸機能が低下していく病気です。

COPDの原因
COPDの主な原因は、たばこの煙です。
WHO(世界保健機関)によると、2019年現在、世界中でのCOPDによる死亡者数は約323万人で、死亡原因の第3位です。日本では、2021年のCOPDによる死亡者数は16,384人で、男性では死亡原因の第9位です。大阪市は全国に比べて喫煙率が高く、COPDの死亡率も高くなっています。

COPDの症状
COPDの症状には、咳や痰、坂道・階段での息切れなどがあります。ただし初期は無症状のことも多く、気づかないうちにゆっくりと進行します。重症化すると、少し動くだけでも息切れして、酸素吸入が必要になるなど、日常生活に大きく影響します。

早期の発見・治療が大切
呼吸機能は、一度低下すると回復が困難になりますが、早期に発見し治療することで、悪化を防ぎ、生活の質を改善することができます。

COPDチェック
喫煙者や過去に喫煙したことがある方は要注意です。簡単なセルフチェックをしてみましょう。

COPDの予防と治療のために、まずは禁煙
COPDの最大の危険因子は、たばこの煙です。まずは禁煙しましょう。

もっと詳しく知りたい方へ

出典元
厚生労働省「スマート・ライフ・プロジェクト」
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大阪市 健康局健康推進部健康づくり課
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