河川の附近地にかかる制限について

　大阪市管理の河川については、河川法第55条による河川保全区域の指定は行っていません。

　しかし、河川の管理を適正に行うため、河川管理施設附近での掘削、盛土又は切土その他土地の形状を変更する行為（以下「掘削等」という。）を行う場合には「附近地掘さく届」の届出をしていただく場合があります。

• 一級河川:今川、駒川、鳴戸川、東横堀川、道頓堀川、住吉川、城北川（委任河川）
• 準用河川：加美巽川、細江川、十三間川、空港放水路
• 普通河川：大野川、長瀬川、細江川、三軒家川
  なお、大阪市管理以外の河川につきましては、各担当官公署にお問い合わせください。

　河川区域から10メートル未満の土地で、地表から1メートルを超える掘削・盛土等を行う場合は「附近地掘さく届」が必要となります。
　なお、河川区域の範囲は問合せ先にてご確認いただけます。お電話の上ご来庁ください。

　附近地掘さく届は掘削の1か月前を目途に問合せ先まで書類の送付または来庁にてご提出ください。

　附近地掘削届には下記の様式の他に、

• 位置図
• 平面図
• 断面図（計測管理の要否の判別のため45度の影響線を記載ください）
• 工程表
• 緊急連絡体制
• 計測管理計画書（必要な場合）

を添付ください。

　附近地掘さく等を行う場合において、掘削等部分から河川側に45度の影響線を引いた際に、影響線が河川の護岸に地下部であたる場合、河川の護岸の変状計測が必要となります。
　計測管理計画書を作成の上、河川課の技術職員と事前協議の上附近地掘さく届の添付書類としてご提出ください。
　計測方法や頻度については、協議の中で調整いたしますが、見本に記入されている内容が基準となりますので、変更する場合は代替案をご準備の上、協議をお願いいたします。協議の日程調整や作成にかかるご質問はお問合せ先までご連絡ください。

河川の附近地掘削等に係る行政指導要綱