1.二軒茶屋(にけんぢゃや)・石橋旧跡
2022年9月2日
ページ番号:9109

東成区東小橋一丁目1-5地先
JR「玉造」下車 東約50m
この地は、大坂から暗越(くらがりごえ)奈良街道を利用して奈良・伊勢方面へ旅立つ、市外への出発点になっていた。街道をはさんで「つる屋」「ます屋」の2軒の茶店があり、見送り人とここで別れを惜しんだり、名物の深江の菅笠を求めるなどしたところである。「つる屋」の方は、明治40年ごろまであった。
碑の東側、南北の道はかつて大坂城の東堀として利用された猫間(ねこま)川の跡で、ここには宝永(ほうえい)8年(1711、一説には慶安(けいあん)3年、1650)大坂では初めての石橋、黒門橋が架けられていた(碑の石材は、その石橋の残石である)。橋名の黒門は、豊臣大坂城の玉造門のことで、黒塗りであったことに由来する。この門は夏の陣後、一心寺に移築されたが、今次の戦災で焼失した。

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