18.平野環濠(かんごう)跡
2022年9月2日
ページ番号:9178

平野区平野宮町二丁目1 杭全公園内
JR「平野」下車 東南約100メートル
平野の環濠は、いつ頃掘られたものか不明であるが、戦国時代の動乱の時代に自衛と灌漑、排水用あるいは洪水の調節池としての役割をもってつくられたものと考えられる。町の周囲には堤を築きその外に濠を、さらに堤と濠というように二重に築かれていたところもあり、濠が平野川ともつながっていたので舟運もひらけ、繁栄の基礎ともなった。また、町の出入口13の門(平野郷樋尻口門跡の項参照)から街道が各地に通じ、平野は水陸両方の交通の要衝でもあった。なお河骨池(ここのいけ)口付近には船溜りがあり、平野川を上下する柏原船の発着で賑わった。
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