6.阿倍寺塔刹柱(とうさつちゅう)礎石 大阪府有形文化財
2022年10月4日
ページ番号:9320
西成区岸里東一丁目16 天下茶屋公園内
阪堺電鉄「聖天坂」下車 西約100m
阿倍寺は阿倍野区松崎町二丁目付近にあった奈良時代前期の創建と考えられる寺である。この礎石は永く現地にあったが、ここ旧高津邸に移され、後大阪市に寄付、天下茶屋公園になった。花崗岩の礎石には中央柱穴があり、その中にはさらに舎利穴が掘られている。市内における、古代寺院の隆盛をしのばせる考古資料である(「阿倍廃寺」の項参照)。またここは近江の薬屋是斎(ぜさい)屋の一族が、手広く薬屋を開いていたところで、「是斎(ぜさい)屋の和中散(わちゅうさん)」として知られ、街道筋(紀州街道)に面していたこともあり繁盛した。
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