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17.阿倍寺(あべでら)跡推定地

2024年8月15日

ページ番号:9343


阿倍野区松崎町三丁目6

オオサカメトロ谷町線「阿倍野」下車 東約300m

 

 阿倍氏の氏寺と考えられている。一族には藤原鎌足(かまたり)らと大化の改新を推進した、左大臣阿倍内麻呂がいる。当寺の塔心礎(現在、石の鳥居をもつ松長大明神(松崎町三丁目6-50)があり、その北側にあった。)から、相当規模の堂塔伽藍が存在していたと思われ、かつてこの付近から白鳳、奈良時代の重弧文軒瓦(じゅうこもんのきがわら)や鬼瓦が出土している(「阿倍寺塔刹柱礎石」の項参照)。現在の地名、阿倍野の由来にも阿倍氏による説がある。

 

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