コラム7 平野川調節池・なにわ大放水路
2022年9月8日
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大阪市東南部の一帯は、市街化のスピードが大層はやかったところである。そのため一部の地域で排水の機能が追いつかず、大雨が降ると浸水することがあった。「平野川調節池」は、その対策として、降った雨水を一時的に地下トンネルに貯留し、後にそれを平野川、今川に放流するというもので、第一期事業は、昭和56年度から開始され、平成2年度に完成した。都市計画道路木津川平野線の地下約22mのところに内径10m、延長約1.9kmの大トンネルがつくられ、貯留量14万立方メートルある。第二期事業は、平成7年に、同じく木津川平野線の地下に延長約1.2Km、貯留量10万立方メートルが完成し、合計 24万立方メートルの貯留量をもつ世界でも類をみない地下調節池となっている。さらに第三期事業として、長居公園通りの地下に延長1.7Km、貯留量12 万立方メートルの区間が、平成17年度に完成された。
また、「なにわ大放水路」は、平野区から長居公園通、住之江通を通り、住之江抽水所に至る、内径6.5m、総延長約12.2kmの大下水道管線で平成12年4月に完成した。
平野川調節池
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