大手橋(おおてばし)
2016年12月26日
ページ番号:21750
諸元・アクセス

橋長:49.55m
幅員:10.0m
形式:アーチ橋
完成:大正15年
行政区:中央区
河川名:東横堀川
アクセス:OsakaMetro 堺筋線 北浜駅 4番出口
または 堺筋本町駅 12番出口
およそ600m 徒歩10分
大阪シティバス「内平野町」
歴史・文化
古くは思案橋と呼ばれていた。大阪城の大手門に通じる大手通にあたるが、なぜか橋の西側で行き止りになっている。橋を渡って左右どちらに行くか迷うために思案橋と呼ばれるようになったとされる。また、豊臣秀吉が五奉行の一人、増田長盛に橋の名前を付けるよう命じたが、思案してもなかなか決められなかったため思案橋といわれるようになったともいう。ただ豊臣時代からこの橋があったとする確証はない。
大手通という町名が付いたのは明治以降のことで、大手橋と名付けられたのは大正時代になってからである。大手橋が近代橋になったのは大正15年、第一次都市計画事業によってである。三径間のコンクリートアーチが採用されている。
東横堀川の橋はアーチが多く、鋼とコンクリート製がほぼ交互に並んでいる。デザインもそれぞれ違っていて、独自の景観を作り出している。偶然こうなったのではなく、設計担当者の意図が働いていたはずである。
建設後60年以上経ち、床版や橋面の損傷が著しくなっていたため、平成元年度に改修工事を行い、これに合わせて顕彰碑を設置した。
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