源八橋(げんぱちばし)
2016年12月26日
ページ番号:22244
諸元・アクセス

橋長:201.20m
幅員:14~17.5m
形式:桁橋(ゲルバー桁)
完成:昭和11年(昭和46年拡幅)
行政区:北区、都島区
河川名:大川(旧淀川)
アクセス:JR大阪環状線 桜ノ宮駅
西口 およそ300m 徒歩5分
歴史・文化
源八橋が架かる大川(旧淀川)には、江戸時代初期からの長い歴史をもつ”源八渡”があった。与謝蕪村は”源八をわたりて梅のあるじかな”という句を詠んでいる。右岸の天満側は大阪城代配下の役人の官舎街、左岸の都島区側は農村地帯であったが、京街道に近いため多くの利用者があったと思われる。
都島区一帯は明治に入ってものどかな田園風景がみられたが、昭和10年に城北運河の開削によって、周辺の工業開発がにわかに進んだ。源八橋は、第二次都市計画事業として架橋されたもので、昭和9年8月、工事に着手、11年6月に完成している。
橋の形式としては、6径間のゲルバー式鋼板桁が採用されている。新しい橋の名前をつけるにあたっては、由緒ある”源八”の名前を残すよう地元からの強い陳情があって、この名が採用された。
昭和30年後半から自動車が急増し、源八橋も交通渋滞が定常化したことから、昭和46年になって、東行きの左折レーンを増やすため、橋の半分だけが上流側へ拡幅された。
また、平成11年3月には、再度の拡幅と橋面の改装工事が行われ、同時に、顕彰碑も設置されている。
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