栴檀木橋(せんだんのきばし)
2016年12月26日
ページ番号:23561
諸元・アクセス

橋長:86.37m
幅員:15.0m
形式:桁橋(連続桁)
完成:昭和60年
行政区:北区、中央区
河川名:土佐堀川
アクセス:京阪本線 淀屋橋駅 18番出口
およそ50m 徒歩1分
OsakaMetro御堂筋線淀屋橋駅
大阪シティバス「北浜二丁目」
歴史・文化
江戸時代、中之島には諸藩の蔵屋敷が建てられ、船場との連絡のために土佐掘川には多くの橋が架けられていた。栴檀木橋もそうした橋の一つであった。橋名の由来は『摂津名所図会』ではこの橋筋に栴檀ノ木の大木があったためとしているが、詳らかではない。
明治になっても木橋のままであった栴檀木橋は明治18年の大洪水で流失した。再び架けられたのは大正3年のこととされる。これは明治37年に、大阪府立図書館が建てられ、明治末には大阪市庁舎の建設が決定されるなど、橋が再び必要となっていたためであろう。
その後、昭和10年に架け替えられた橋は桁の高さが一定のシンプルな美しさを強調した設計であったが、当時の設計者はこれを理想としていたようである。昭和60年9月、新しい橋に架け替えられたが、旧橋のイメージを大切にしながら橋面などは府立図書館や中央公会堂など、背景にある歴史的建築物との調和を考えてデザインされた。
また、センダンノキをモチーフにした欄間パネルが取付けられている。由来碑と大正時代の親柱は橋梁の橋詰に設置され、橋の歴史が一目でわかるようになっている。
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