農人橋(のうにんばし)
2016年12月26日
ページ番号:23847
諸元・アクセス

橋長:上流側33.14m
下流側32.00m
幅員:上流側18.35m
下流側18.35m
形式:桁橋
完成:昭和44年
行政区:中央区
河川名:東横堀川
アクセス:OsakaMetro堺筋線・中央線
堺筋本町駅 3番出口
およそ250m 徒歩4分
大阪シティバス「本町一丁目」
「内本町二丁目」
歴史・文化
江戸時代には幕府が管理する公儀橋の一つであった。橋名の由来について『摂津名所図会大成』には、「いにしえより農民が田畑へ往き通うための橋で、土橋と同じような形式であったが、寛永・正保の頃(1640年頃)までは船場には田畑や芦原などが多くあって、(中略)寛永年間、急速に発展していく。これに伴って橋も高欄擬宝珠をもった立派な造りとなった。」とある。
公儀橋でも日常の維持管理は、橋周辺の町々に課せられていた。橋周りの清掃、船が橋に衝突したときの報告と船頭の拘束、橋の破損の報告などが義務付けられていた。農人橋の橋掛かり町の範囲は、東は谷町から西は御堂筋あたり橋筋の町々から成っていた。
農人橋は明治の半ばに鉄柱木橋となったが、第1次都市計画事業によって大正15年に鉄筋コンクリートのアーチ橋に架け替えられた。現在の橋は中央大通の建設にともなって架け替えられたもので、阪神高速道路(東大阪線)を挟んで二つの橋から成っている。
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