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三国橋(みくにばし)

2016年12月26日

ページ番号:23874

諸元・アクセス

三国橋写真

橋長:136.16m
幅員:5.50m
(側道橋)
橋長:136.16m
幅員:2.25m
形式:桁橋
完成:昭和35年
行政区:淀川区、豊中市
河川名:神崎川
アクセス:阪急電鉄宝塚線 三国駅 
      およそ250m 徒歩3分

歴史・文化

 この橋は、大阪から十三、池田・能勢方面へ通じる能勢街道と呼ばれる古い街道筋にあたっている。ここには古い時代から渡しがあった。『太平記』巻38に、三国の渡しが登場する。楠木・和田軍が攝津国の守護の本拠を攻めようと神崎の橋に到ったところ、守護方に焼き落とされていた。両軍は策略を仕掛けて三国の渡しをまわって攻め入ったとされる。

 江戸時代も街道筋の渡しとして賑わった。また北摂地方の特産品が集められ、ここから大坂方面へ積み出す基地でもあった。

 神崎川に橋が架けられたのは三国橋が最初で、明治6年のことである。その後しばしば架け替えられ、昭和14年にも川の改修にともなって大規模な補修が行われた。

 昭和7年に大阪池田線の新三国橋が架けられてからは交通路としての重要度が低下したため、鋼製の橋になったのは昭和35年のことである。しかし商店街に通じる地元にとってはかけがいのない橋となっている。このため高潮対策として橋をかさ上げすることが難しく、両端に鉄扉が取り付けられている。また、自動車交通の増加にともない、歩道橋が増設されている。

 

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