門樋橋 (もんひばし)
2018年11月30日
ページ番号:30542
諸元・アクセス

行政区:西区
河川名:旧海部堀川
アクセス:OsakaMetro 本町駅 28番出口
およそ450m 徒歩8分
文化・歴史
門樋橋は寛永元年(1624)靱の干塩魚商人が、荷役に便利なように開削した海部堀川に架かっていた。
海部堀川は阿波堀川の太郎助橋上流から北へ分流し、約100メートル程のところから西折、京町堀川の最下流部に合流する延長約550メートル、幅員約18から20メートルの堀川であった。
上流部の南北区間は特に永代堀、その岸は永代浜とよばれた。
永代浜には当時たいせつな肥料であった干鰯(ほしか)の荷揚場や市場を設けたので、おおいに賑わった。
明和4年(1767)永代堀は埋立てられたが、まもなく幅約3間(約6メートル)の堀川として復活し、その最上流部に門樋橋、その下流に永代橋が架かっていた。門樋橋は初め通常の橋ではなく門樋(水門)であり、橋名はこの名残からきている。大正2年の市電の敷設にともない幅員22.4メートル、橋長 4.4メートルの橋に架け替えられた。
永代橋は海部堀川の開削当時からあり永代浜に通じる橋として架橋された歴史のある橋であった。昭和26年海部堀川の埋立てにより両橋とも姿を消した。
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