玉江橋(たまえばし)
2018年11月30日
ページ番号:30560
諸元・アクセス

橋長:上流側76.98m 下流側78.76m
幅員:上流側10.00m 下流側10.00m
形式:桁橋
完成:上流側昭和4年 下流側昭和44年
行政区:北区、福島区
河川名:堂島川
アクセス:京阪中之島線 中之島駅 1番出口
およそ50m 徒歩1分
大阪シティバス「玉江橋」
文化・歴史
この橋の架かる堂島川に、本格的な架橋が始まったのは元禄初期(1690ころ)と考えられる。この玉江橋も、そのころから堀江橋の名で架かっていた。その後、元禄11年(1698)になって堀江川が開削され、そこに同名の橋が架けられたので、玉江橋に改名されたという。
当時の堂島川は、大川につぐ大きな川幅をもち、安永9年(1780)の記録によると橋長約90.1m、幅員約4.1mの規模をもつ反りの大きい橋であった。江戸時代、この橋の南詰めに薬師堂があって、縁日には多くの人出で賑わった。参詣の人々は、橋の上からその延長方向(南東方向)を見ると、はるかかなたに四天王寺の五重塔が望見できたので、橋上から遥拝する慣習があった。高層建築物に囲まれた今日では、想像もできない情景であるが、当時の名所図会の類には多く登場している。
現在の橋は、昭和4年9月の第一次都市計画事業によって橋長77.0m、幅員12.3mの橋に架け替えられた。それ以後、地盤沈下対策で、昭和42年に約2m嵩上げすると同時に、下流側に橋長78.8m、幅員10.0mの橋が新しく架けられた。
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