南海トラフ巨大地震・津波に伴う橋梁の耐震対策
2024年11月27日
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概要(説明)
大阪市では、災害時の緊急交通路・避難路等に架かる橋梁について、南海トラフ巨大地震対策に取り組んでいます。
平成26年度に南海トラフ巨大地震による地震動、津波、液状化の影響に対する既存橋梁の安全性確認を実施しました。
その結果、地震動については阪神淡路大震災以降に実施した耐震対策が南海トラフ巨大地震に対しても有効であり、追加の対策は不要です。
津波については12橋について詳細検討が必要となりましたが、その後、水門や堤防・護岸の整備状況等も踏まえて詳細検討した結果、5橋について対策が必要となりました。
液状化については引き続き検討が必要です。

発端(きっかけ)は何?
平成23年3月に発生した東日本大震災を踏まえ、平成25年8月に「大阪府防災会議 南海トラフ巨大地震災害対策等検討部会」において、マグニチュード9クラスの南海トラフ巨大地震に関する新たな知見として、従来の想定を超える被害が示されています。

寄せられた意見
東日本大震災以降、団体からの要望書などにおいて、長周期地震動対策や液状化対策に関するご意見をいただいています。

今後の予定は?
液状化の対策手法等については国において研究中であり、その研究結果等を踏まえて、本市の対策方針を決定していく予定です。

どこまで進んでいるのか?
平成24年11月から平成26年 8月:大阪府の南海トラフ巨大地震土木構造物耐震対策検討部会に参画
平成26年 6月から平成27年 3月:南海トラフ巨大地震による地震動、津波、液状化の影響に対する既存橋梁の安全性確認を実施
平成27年 9月:津波対策の詳細検討に着手
平成28年 4月から令和3年 6月:津波対策工事の実施(5橋)
令和3年 6月:津波対策工事完了(5橋)
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