建設局管理用地の土壌汚染状況調査結果について

　大阪市では、平野区加美東4丁目地内及び加美鞍作1丁目地内において、土壌汚染状況調査（自主調査）を実施しましたので、その結果と今後の対応についてお知らせします。

　建設局管理用地において、土壌汚染状況調査を実施しましたところ、本用地の一部に土壌汚染対策法に定める指定基準値を超過する区画があることが確認されましたが、汚染された箇所はフェンスで囲われているかアスファルト舗装がされており、また周辺地域において地下水の飲用利用は確認されていないため、土壌汚染による健康被害は無いものと考えております。

大阪市平野区加美東4丁目地内

大阪市平野区加美鞍作1丁目地内

　事前に地歴調査を行ったうえで、次の調査対象物質を選定し、土壌汚染対策法に準拠した調査を行いました。

• 大阪市平野区加美東4丁目地内

（土壌ガス調査）

　第1種特定有害物質（揮発性有害物資）のうち9項目（1,2‐ジクロロエタン、1,3‐ジクロロプロペンを除く）

（表層部土壌調査）

　第2種特定有害物質（重金属等）のうち全9項目

• 大阪市平野区加美鞍作1丁目地内

（表層部土壌調査）

　第2種特定有害物質（重金属等）のうち全9項目

　調査の結果、一部の区画において以下の表に示す3項目の指定基準値を超えました。

　今回調査した箇所は、フェンスで囲われているかアスファルト舗装がされており、汚染土壌の直接摂取による健康被害は無いものと考えております。

　また、周辺地域で地下水の飲用利用は確認されていないため、土壌汚染による健康被害は無いものと考えております。

　今回の調査では、表層部の土壌調査（土壌溶出量調査）において有害物質が検出されましたが、今後は深度方向の土壌溶出量調査及び地下水水質調査を実施し、法の指定基準値を超過していないか確認いたします。

　また、土壌汚染が確認された場合は、適切な対策について関係機関と協議しながら、引き続き周辺地域の皆さまの健康に影響がないようにしてまいります。