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ロシア・サンクトペテルブルク市で下水道技術の情報発信パートナー事業者の有する技術が採用されました

2015年8月27日

ページ番号:323812

    大阪市では、官民連携で下水道技術の情報発信を行う「下水道技術の情報発信パートナー事業者制度」を実施しており、下水道科学館においてパートナー事業者の技術展示を行っています。この取組みは、国土交通省が認定する水・環境ソリューションハブWES Hub)の拠点都市としての活動として実施しているものです。今般、下水道技術の情報発信パートナー事業者の有する技術がサンクトペテルブルク市の下水道工事で採用されました。

 これは、昨年7月にサンクトペテルブルク市の副知事と現地上下水道公社の幹部ら一行が来阪し、訪問した下水道科学館に展示中の技術に強い関心が示され、その後の9月に姉妹都市提携35周年を記念してサンクトペテルブルク市で開催された「大阪プロモーションセミナー」での技術交流などを経て、現地下水道工事での技術採用に繋がりました。

  本市では、WES Hubの拠点都市として官民連携による下水道技術の海外展開を推進してまいります。

注・WES Hub(Water and Environment Solution Hub=水・環境ソリューションハブ)

  ・日本の水・環境インフラの技術と政策を海外に積極的に提供していくための連合体

事業概要

  • 受注企業:積水化学工業(株)
  • 事業概要:老朽下水道管の改築・更新工事(内径2300mm 延長220m)

 (内、担当部分:下水道管の更生工事に係る資機材の提供やそれに伴う施工指導)

  • 工期:平成27年7~12月 (第1工期7~8月、第2工期10~12月)

サンクトペテルブルク市からの来日視察(平成26年7月)


現地下水道工事での技術採用(平成27年7月)

水分野でのサンクトペテルブルク市との技術交流の経過

  • 大阪市とサンクトペテルブルク市は、1979年に姉妹都市の連携以来、定期交流。
  • 平成26年7月:サンクトペテルブルク市から副知事一行が現地上下水道公社幹部らと大阪市を訪問。大阪市水道局、建設局担当者と意見交換のほか、上下水道施設(柴島浄水場・海老江下水処理場)や下水道科学館のWES Hub情報発信拠点を視察。
  • 平成26年9月:大阪市副市長を団長とする大阪市代表団がサンクトペテルブルク市を訪問し、姉妹都市連携35周年「大阪プロモーションセミナー」を開催するとともに、上下水道などの分野における技術協力の拡大について両市間で確認。
  • 平成27年7月:サンクトペテルブルク市において独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)主催により開催された技術セミナー に大阪市建設局から職員を講師として派遣し、サンクトペテルブルク市の上下水道を管理する技術者等を対象に大阪市の下水道技術に関する講演を実施。  

 

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大阪市 建設局下水道部下水道資源循環課

住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階

電話:06-6615-7523

ファックス:06-6615-6583

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