JICA課題別研修「下水道システム維持管理コース」について（H30）

　 大阪市建設局では、独立行政法人国際協力機構（JICA）からの依頼を受け、開発途上国における技術協力の一環として、下水道事業に携わる技術系行政官を対象とした研修の実施に協力しています。この研修は、平成3年から行い、現在までに55カ国235名（本年度を含む）の研修員を受入れています。

　 今年度は平成30年8月19日～9月29日の約40日で7カ国7名の研修員を受入れ、大阪市などの講義や下水道施設の視察を行いました。

　下水処理、維持管理、資源（処理水・汚泥）の有効活用、水質規制及び都市排水管理等に関する幅広い知識と技術の習得と下水道事業の適切な運営・管理に貢献するための資質向上、人材育成を目的に実施されています。

　1．研修期間

　　　　平成30年8月19日（日）～9月29日（土）

　2．研修員の出身国

　　　　　7ヵ国7名（バングラデシュ・エチオピア・ガイアナ・マレーシア・モロッコ・パレスチナ・ルワンダ）

　3．研修内容

　　　　8月21日：開講式、大阪市建設局長表敬訪問

　　　　8月23日：カントリーレポート報告会（自国における下水道状況発表など）

　　　　8月24日～9月23日：大阪市において講義、大阪市や近畿・中国地方の下水道施設等の視察など

　　　　9月28日：アクションプラン発表会（研修成果を活かした自国での事後活動など）・閉講式