「海老江下水処理場沈砂池・ポンプ設備改築事業(仮称)」及び「今後の本市下水道処理場・抽水所施設(設備)改築」に関するヒアリングに協力いただける民間事業者を募集します
2024年12月4日
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大阪市は、海老江下水処理場ポンプ施設の改築事業に官民連携手法の導入を検討しており、「海老江下水処理場沈砂池・ポンプ設備改築事業(仮称)」について事業範囲、工事種別及び修繕範囲など事業検討に必要なヒアリングを実施します。
併せて、安定した改築をめざした事業推進のために、今後、改築需要の増加が見込まれる「今後の本市下水処理場・抽水所施設(設備)改築」について、発注規模や事業範囲など事業検討に必要なヒアリングも実施しますので、ご協力いただける民間事業者を募集します。

対象事業者
ヒアリングの趣旨を踏まえ、事業参画に興味がある法人

(1)海老江下水処理場沈砂池・ポンプ設備改築事業(仮称)

ヒアリングの趣旨
海老江下水処理場ポンプ施設は、本市の福島区全域、北区大分及び此花区一部を処理区域とする、12池の沈砂池設備と19台のポンプ設備、それに付随する受変電・制御設備等が設置されている大規模なポンプ場で、昭和57年の阪神高速道路設置に伴う移転の際に一斉に新設されたため、設備の老朽化が全体的に進んでおり、改築に要する工期が課題となっております。
ポンプ施設の全体改築にあたり、『改築期間中におけるポンプ施設排水能力の確保』及び『工事期間の短縮』を実現するためには、改築にかかる仮設方法や設備のシステム設計で技術的な検討の余地が大きいと考えています。
また、ポンプ施設稼働後に発生する修繕についても本事業に含めることで競争性を確保したいと考えております。
そこで、民間事業者の豊富な技術や創意工夫を最大限活用することで、『工期短縮』及び『修繕の競争性の確保』が可能な事業を推進したいと考えており、ヒアリングにご協力いただける民間事業者を募集します。
なお、海老江下水処理場沈砂池・ポンプ設備改築事業(仮称)には、PPP/PFI手法を用いた設計・施工・修繕一括事業(BTM方式)の導入を検討しております。

ヒアリング項目の概要

事業範囲
- 市の考える事業範囲(沈砂池設備、ポンプ設備、付随する受変電・制御設備等)及び工事種別(機械、電気、土木、建築など)において参画するための条件及び意見等
- 保守点検・修繕範囲において参画するための条件及び意見等

(2)今後の本市下⽔処理場・抽⽔所施設(設備)改築について

ヒアリングの趣旨
市内には、1 2か所の下水処理場と5 8か所の抽水所(ポンプ場)が在り、その中に機械電気設備は、約4 6 0 0装置(注)設置されています。その装置の約半数が標準耐用年数を超過しており、老朽化が進んでいる状況にあります。今後、下水道機能を維持させ安定した下水道サービスを市民に提供するには、大きくなると見込まれる改築需要量に対応していく必要があります。
しかし、本市における改築工事は、入札不調が多いことから、早期発注による技術者の確保、工事案件(発注ロット)の大型化や長期債務負担行為による十分な工期設定などの対策を実施していますが、依然、入札不調が発生しており、今後改築の遅れが懸念されているところであります。そこで、今後の改築事業の進め方を検討していくため、事業化が可能な事業範囲、事業規模、事業方式、また設備工事に必要となる土木工事、建築工事の効率的な改築実施方法など、民間事業者にヒアリングを実施させていただくものです。
ヒアリングで頂いた意見を参考とし、安定した下水道施設の改築事業を進め、市民サービスの維持向上を図りたいと考えております。
(注)装置とは、単一の機能を有する機器が集まり、単体として作動する機器の集合を1装置としていう。
(例)雨水ポンプの1装置
雨水ポンプ(本体)、減速機、原動機、吐出弁、逆止め弁の集合を1装置

ヒアリング項目の概要

事業規模・範囲
- 参加意欲が向上する対象規模(市内一円、東西南北の各方面毎、処理区毎)
- 参加意欲が向上する対象範囲(ポンプ設備、水処理設備、汚泥設備、ゲート設備、電気設備、土木、建築等)
- 修繕要素(保守点検・故障修繕・計画修繕・長寿命化)における参加するための条件及び意見等
(注)ヒアリングで頂いた事業規模・範囲の意見を参考とし、今後の事業化に向けた検討を行いたいと考えております。

事業方式
設計・施工分離発注方式、設計施工一括発注方式、PPP/PFI方式などの事業者方式による参加に必要な条件、意見等

リスク分担
- 建設リスクに対する民間事業者におけるリスク負担の範囲、条件
- 修繕リスクに対する民間事業者におけるリスク負担の範囲、条件
- 事業計画の変更や社会情勢が大きく変動した場合のリスクへの対応方法

募集要領

募集方法
ヒアリングに参加する事業者は、「応募用紙」に必要事項記入の上、次の期間内に応募用紙に記載のメールアドレスあてに提出をお願いします。
なお、メールの件名には、【応募】と記載していただきますようお願いします。

募集期間
令和4年7月27日(水曜日)午後2時から令和4年8月12日(金曜日)午後5時30分まで

問合せ先

応募用紙様式
応募用紙

ヒアリング用紙の提出
応募用紙受付後に「ヒアリング用紙」及び「ヒアリング条件書」を送付させていただきます。「ヒアリング用紙」に必要事項記入の上、次の提出期間内にヒアリング用紙記載のメールアドレスあてに提出をお願いします。
なお、メールの件名には、「ヒアリング提出」と記載していただきますようお願いします。
その他詳細については、本市からの連絡により調整します。

提出期間
令和4年8月19日(金曜日)午前9時から令和4年9月2日(金曜日)午後5時30分まで

ヒアリングの実施

実施期間
令和4年9月5日(月曜日)から令和4年9月16日(金曜日)まで

場所
大阪市建設局下水道部設備課 (大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビル ITM棟6階)

留意事項
- 協力者多数の場合、業種、PPP / PFI実績などにより、対象を絞らせていただく場合があります。
- ヒアリングの際に、「海老江下水処理場ポンプ施設官民連携事業導入可能性調査委託」の受注者が同席する場合があります。
- ヒアリングの意見を踏まえ、2次ヒアリングを行う場合があります。

参考資料

その他
- ヒアリングにご協力いただいた事業者の名称は非公表とします。
- ヒアリングに要する報酬、費用等の提供はありません。
- ヒアリングに意見、提案された内容は、今後の事業を検討する際の参考とさせていただきますが、必ず反映されるものではありません。
- ヒアリングへの参加実績が、今後、何らかの優位性を持つものではありません。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 建設局下水道部設備課
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビルITM棟6階
電話:06‐6615-7895
ファックス:06-6615-7690