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令和8年度 建設局運営方針(案)

2026年2月19日

ページ番号:673242

 令和8年度建設局運営方針(案)を公表します。運営方針は「施策の選択と集中」の全体像を示す方針として毎年度策定しているものです。今後、この運営方針(案)については、市会での議論等を踏まえ、確定する予定です。

局の「目標」「使命」及び「所属運営の基本的な考え方」

【目標(何をめざすのか)】

 安全・安心で快適な市民生活、活力あふれる都市活動を支える都市空間の実現。

【使命(どのような役割を担うのか)】

 道路・橋梁・河川・下水道・公園に関する膨大な都市基盤施設のストックを適切に維持・管理し、既存施設を効果的・効率的に活用しつつ、震災・風水害などに備えた都市基盤施設の機能拡充を行うとともに、都市のストック・ポテンシャルを活用して魅力ある都市空間を創出し大阪の成長や魅力向上となるまちづくりに取り組む。

【令和8年度 所属運営の基本的な考え方(局長の方針)】

  • 大阪市では、道路、橋梁、河川、下水道、公園など膨大な量の都市基盤施設を管理しており、かつ、古くから都市化が進んだため、都市基盤施設の高齢化が進んでいる。これらの都市基盤施設は安全・安心な市民生活や都市活動を支える基盤であるため、計画的な管理を行い、その機能を着実に維持していく。また様々な分野の都市基盤施設に万博の成果をレガシーとして将来に繋げ、大阪の未来に向けた取り組みを切れ目なく推進していくためにも、局の各分野を効果的に連携させ、一体的な局運営に取り組む。
  • 第1次国土強靭化実施中期計画を踏まえ、南海トラフ巨大地震に備えた対策や密集市街地における道路整備、近年多発している集中豪雨への対応を強化するための地域特性にあった局地的な浸水対策など、震災・風水害に備えた都市基盤施設の機能拡充を進め、安全・安心な市民生活を実現する。
  • 活力あふれる都市空間の実現に向け、道路空間の再編や水辺利用環境の創出、民間活力導入による都市公園の魅力向上など、それぞれの施設が持つポテンシャルを十分に活かした取り組みを、多様な主体と連携しながら、推進する。また、都市交通の円滑化に向けた連続立体交差事業や道路整備事業など、大阪・関西の成長を牽引するまちづくりに取り組む。
  • なお、本市のDX戦略及び建設局DX戦略に基づき、3つの経営課題(「持続可能な都市を支える都市基盤施設の機能維持」、「震災・風水害などに備えた都市基盤施設の機能拡充」、「都市の成長と魅力向上」)の解決に取り組む。これらの取り組みを通じて、市民サービスの向上と業務改革を一体的に進め、効率的かつ効果的な施策運営を実現する。

重点的に取り組む経営課題

【経営課題1】 持続可能な都市を支える都市基盤施設の機能維持

【課題認識】

  • 都市基盤施設の高齢化が進むなかで、安全・安心な市民生活を実現するには、都市活動を支える都市基盤施設の機能低下を招くことのないよう、適切かつ効率的に都市基盤施設の維持管理を実施していく必要がある。

【主な戦略】

  • 「定期的な点検の実施」により「施設の状態を把握」し、施設の重要度に応じて設定した「管理水準」を適切かつ効率的に維持することを基本とし、施設の特性に応じた効果的な維持管理を進め、都市基盤施設を良好な状態に維持する。

【評価指標】

  1. 幹線道路の舗装について、適切かつ効率的に維持管理を行うため、管理水準(わだち掘れ量20mm以下等)を満たす延長を90パーセント以上確保する。
  2. 区画線について、適切かつ効率的に維持管理を行うため、短期集中的な補修として幹線道路に引き続き、生活道路の消えている区画線を令和8年度末までに完了させるとともに、デジタル技術を活用した調査及びデジタルデータの蓄積を継続し、令和9年度末までを目途に計画的な維持管理手法を確立させる。
  3. 橋梁について、適切かつ効率的に維持管理を行うため、健全度の判定区分に基づき、 早期に措置を講ずべき健全度IIIの橋梁については、次回点検(5年サイクル)までに対策を実施する。
     <参考> 健全度I(良い) ⇔ 健全度IV(悪い)
  4. 河川堤防等について、適切かつ効率的に維持管理を行うため、評価区分に基づき、予防保全段階である評価区分cの堤防等については、計画的に対策を実施する。(3年以内)
     <参考> 評価区分a(良い) ⇔ 評価区分d(悪い)
  5. 下水道管渠について、適切かつ効率的に維持管理を行うため、将来にわたって下水道管路全体の健全性を維持していくうえで、健全度1が生じないよう健全度2を5年以内に改築するものとし、令和3~令和12年度においては、健全度2を含む約539kmを改築する。
     <参考> 健全度5(良い) ⇔ 健全度1(悪い)
  6. 下水道設備について、適切かつ効率的に維持管理を行うため、将来にわたって下水道設備全体の健全性を維持していくうえで、健全度1が生じないよう健全度2を5年以内に改築するものとし、令和3~令和12年度においては、健全度2を含む約1380装置改築する。
     <参考> 健全度5(良い) ⇔ 健全度1(悪い)
  7. 公園樹・街路樹について、健全で活力のある樹木の保全育成のために、令和7年度に策定した「街路樹・公園樹マネジメント戦略」に基づく維持管理に取組み、公園樹は、健全な樹木の割合を44パーセント(令和6年度調査時点)から、令和9年度までに8パーセント増を達成させる。街路樹は、令和7年度の健全度調査結果を踏まえ、令和8年度に目標値を定める。
     <参考> 健全度A(良い) ⇔ 健全度D(悪い)

【経営課題2】 震災・風水害などに備えた都市基盤施設の機能拡充

【課題認識】

  • 切迫する巨大地震や激甚化・頻発化する風水害といった状況を踏まえ、安全・安心な市民生活を実現するため、引き続き都市基盤施設の機能拡充を進めていく必要がある。

【主な戦略】

  • 今後起こるであろう災害を見据え、都市基盤施設の耐震対策、浸水対策等を着実に進める。

【評価指標】

  1. 防災骨格の形成について、都市防災機能向上のため、密集市街地における延焼遮断帯・避難路機能等を担う都市計画道路(防災骨格路線)の整備を図り、防災骨格形成率を令和12年度までに83パーセント以上にする。
    <参考>「大阪市密集住宅市街地整備プログラム」の目標83パーセント以上確保
  2. 緊急交通路について、都市防災機能向上のため、重点14路線の無電柱化を令和10年度までに完了させる。
  3. 緊急交通路について、都市防災機能向上のため、重点14路線の管渠耐震化を令和10年度までに完了させる。
  4. 橋梁について、都市防災機能向上のため、耐震対策を令和10年度までに完了させる。(331橋のうち、残り2橋)
  5. 河川護岸について、都市防災機能向上のため、東横堀川(本町橋から農人橋間)の耐震対策を令和10年度までに完了させる。また、東横堀川(葭屋橋から東横堀川水門間)は令和10年度までに完了させる。
  6. 災害拠点病院に接続する下水道管路等について、災害に強く持続可能な上下水道システム構築のため、災害拠点病院(7施設)のうち4施設については、耐震化を令和11年度に完了させる。また、残り3施設については、令和17年度までに完了させる。
  7. 概ね10年に1度の大雨(1時間に60ミリ)に対応する浸水対策について、浸水被害の解消を目指し、まちの浸水に対する安全度を令和8年度で99パーセントにする。また、気候変動の影響を踏まえた新たな浸水対策(1時間に66ミリ)について、令和22年度までの床上浸水解消を目指し、令和7年末に取りまとめた市全域の施設整備計画に基づいて降雨量の増大に対応した下水道施設の整備に係る設計を令和8年度から実施する。

【経営課題3】 都市の成長と魅力向上

【課題認識】

  • 道路、公園など、それぞれの施設が持つストック・ポテンシャルを十分に活かし、だれもが住み・働き・訪れたくなる都市空間を実現していく必要がある。
  • 高速道路ネットワークの強化や交通の円滑化など都市交通の充実に向けた取組を推進し、大阪・関西の成長を牽引するまちづくりを進めていく必要がある。

【主な戦略】

  • みどり豊かな都市空間の創出、道路空間の再編や水辺利用環境の創出等に取り組み、都市魅力の向上につなげていく。
  • 高速道路ネットワークの強化や交通の円滑化など都市交通の充実に向け、事業推進を図る。
  • 踏切除却、交差道路の整備(拡幅等)を実施し、交通阻害の解消を図る。

【評価指標】

  1. みどりのまちづくりについて、みどり豊かな都市空間を創出し、誰もが住みたい・働きたい・訪れたいと思う「みどりの都市」を実現するため、みどりの満足度50パーセントを目指し、「大阪市緑の基本計画〈2026〉」に基づくリーディングプロジェクトなどの取組を順次実施していくことで、令和12年度までにみどりの満足度を37.1パーセント(令和6年度末時点)から43パーセントに高める。
  2. 御堂筋について、都市機能のさらなる集積や魅力的な都市空間の形成を図るため、人中心のストリートへのさらなる再編に向け、令和8年度から可視化社会実験の実施や沿道地域等関係者との議論を通じ、長堀通以北の空間再編整備の方針を定め、令和9年度に中央大通から長堀通の整備形態の具体化を達成する。
  3. 下水道事業の脱炭素化について、2050年度までにカーボンニュートラルを実現するため、省エネルギー設備の導入や消化ガス発電などの取組を実施することで、令和12年度に温室効果ガス46.5パーセント削減(平成25年度比)を達成させる。
  4. 橋梁・河川について、公民連携による利活用の促進を図り、エリアの魅力向上につなげていくため、将来的な民間主体による維持管理手法(道路協力団体制度や河川協力団体制度など)の導入をめざした取組みを進めている。
    橋梁においては、令和8年度に「水都大阪ブリッジテラス2030ビジョン」を策定するとともに、令和9年度に道路協力団体制度の導入を含めた橋上空間等のマネジメント基本方針(案)を取りまとめる。
    河川においては、春及び秋に各1回リバーテラスを実施する。
    <参考>
    ブリッジテラスは、中之島ガーデンブリッジ、錦橋、水晶橋(中之島に架かる人道橋)、本町橋(現役の橋としては大阪市内最古の橋)で実施する社会実験
    リバーテラスは、東横堀川及び道頓堀川(日本橋~上大和橋間)で実施する社会実験
  5. 淀川左岸線について、高速道路ネットワークの強化や交通の円滑化などを図るため、淀川左岸線(2期)事業を令和14年度までに完了させる。
  6. 阪急電鉄京都線・千里線の淡路駅周辺において、安全かつ円滑な都市内交通を確保するとともに、分断された市街地の一体化による都市の活性化を図るため、17箇所の踏切の除却を令和10年度までに完了させる。
    (注)令和8年度に完了予定年度を精査する。
  7. 大阪京橋駅周辺において、鉄道による地域分断を解消するとともに、3箇所の踏切を除却し広域交通ネットワークの形成(幹線道路機能の強化)を図るため、JR片町線東西線連続立体交差事業に関する調査設計や都市計画上の手続きを進め、令和13年度着手をめざす。

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