台風・集中豪雨が来たら
2025年2月28日
ページ番号:370675

概要
風水害対策は、正確な気象情報を集めることで、台風や豪雨の被害を最小限にとどめることができます。気象庁が発表する警報や注意報などの情報に注意して、いつも適切な対応ができるようにしましょう。情報を集める手段として、テレビ・ラジオ・電話(177番)・インターネットなどがあります。

【台風や集中豪雨に注意】
台風は、7月から10月にかけて日本に接近・上陸するものが多く、強い風とともに広い範囲に長時間にわたって大雨を降らせます。また、台風が接近して気圧が低くなると海面が持ち上がり、さらに強風によって海水が海岸に吹き寄せられて海面が高くなる高潮が発生します。
そのほか、近年、限られた地域で短時間に降る、いわゆる「ゲリラ豪雨」による浸水被害は多発しています。この集中豪雨をもたらす積乱雲(入道雲)は短時間で急激に発達するため、突発的に大雨が降ります。

【想定される水害】
大阪市で想定されている水害は「河川氾濫」「内水氾濫」「津波」の3種類です。
各水害による浸水の想定は、「市民防災マニュアル」に掲載している他、各区ごとに「水害ハザードマップ」を作成し、公表しています。
詳しくは「市民防災マニュアル(想定される水害)」や「水害ハザードマップ」(各区ごと)も合わせてご覧ください。
また、地図情報を利用して、各水害の種類ごとの浸水想定や地震の震度想定、避難場所や避難所の位置情報などを提供する「マップナビおおさか」もご活用ください。

【風と雨の強さ】
【風の強さと想定される被害】
平均風速(m/秒)
10以上15未満「やや強い風」 傘がさせない
15以上20未満「強い風」 風に向かって歩くことができない
20以上25未満「非常に強い風」 車の運転を続けるのは危険
25以上30未満「非常に強い風」 樹木が倒れ始める。瓦が飛び始める
30以上 「猛烈な風」 屋根が飛ばされるなど、木造住宅が壊れ始める
【雨の強さと想定される被害】
1時間雨量(mm)
10以上20未満「やや強い雨」 長く続くときは注意が必要
20以上30未満「強い雨」 側溝などから水があふれることがある
30以上50未満「激しい雨」 マンホールから水があふれることがある
50以上80未満「非常に激しい雨」 地下街に雨水が流れ込むことがある
80以上 「猛烈な雨」 大規模な災害が発生するおそれが強い

【大阪市からの避難情報について】
大阪市では、防災スピーカー(防災行政無線)や携帯電話・スマートフォンへの緊急速報メールなどにより避難情報を発令します。
「警戒レベル3 危険な場所から高齢者等避難」
避難に時間を要する人(ご高齢の方、障がいのある方、乳幼児等)とその支援者は避難してください。
その他の人は、避難の準備を整えてください。
「警戒レベル4 危険な場所から全員避難」
速やかに避難※してください。
避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や自宅内のより安全な場所に避難してください。
「警戒レベル5 災害発生」
既に災害が発生している状況です。
命を守るための最善の行動をとってください。
※避難先は、公的な避難場所に限りません。近くの家族や親戚、知人宅への避難について日頃から相談しておいてください。
防災スピーカーでは、緊急事態の種類ごとに定めたサイレン(警報音)パターンを合わせて放送します。
サイレン(警報音)パターンの詳細は「市民防災マニュアル(風と雨の強さ 大阪市からの避難情報)」をご覧ください。

【風水害から身を守るために】
・水害ハザードマップや市民防災マニュアルなどで、どのような水害が想定され、どの程度浸水するおそれがあるのか把握しましょう。
・避難場所や避難所、避難ルートを確かめておきましょう。
・側溝や排水溝などにごみや落ち葉が溜まっていないかなど、家のまわりの点検をしましょう。
・気象庁から発表される気象警報・注意報や台風情報などに注意しましょう。
・台風接近時は不要・不急な外出は控えましょう。
その他の注意点など詳細は「市民防災マニュアル」(風水害から身を守るために)をご覧ください。
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