区長日記 令和3年8月の日記
2023年1月1日
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令和3年8月31日(火曜日) 北港運河
今日はテレワークでした。オンラインで区長会の福祉・健康部会に参加したり、メールで職員とやりとりしたり、区長会議の仕組みのもとよりニア・イズ・ベターを進めるための方策の検討などをしました。
ところで、きのうの夕方、ちょっと時間ができたので、前から行きたかった北港運河をみてきましたのでご報告。
まずは、南から北に向けて、つまり、北港通方面を背に、正蓮寺川の方向に向けて撮った写真です。(↓)

次は、その反対方向から撮った写真です。(↓)

なかなか、ええ風情でしょ!
クレーンや工場らしき建物が見えますが、これは日本製鉄(旧・住友金属)の製鋼所地区の一部です。
さて、写真で見ていただいて分かるとおり、この水路、「運河」というより、むしろ「入堀」。なのに、なぜ「北港運河」と呼ばれているんやろ?
実は、もともと、南の安治川と北の正蓮寺川を結ぶ運河があり、それが北港運河でした。「此花区史」によると昭和6年に開通したんですって。
トラック輸送が未発達の当時、重い貨物を運ぶ主役は水運。そんなわけで、大規模な重工業地帯には運河が作られました。ここも、そのひとつ。
それが、時代の変化の中で安治川からの1㎞ほどが埋め立てられ、正蓮寺川からの200mほどが入堀として今も残っているんですよ。
運河のうち埋め立てられた場所は、此花西部臨海地区土地区画整理事業などを経て、いま、USJの敷地の一部などになっています。
で、水路として残っているところの南側・西側のあたりは同じ区画整理事業で公園・緑地が整備され、いま、「北港運河公園」となっています。
此花西部臨海地区土地区画整理事業ですが、パンフレットが今でも見られますよ。
こんどは、正蓮寺川に面した遊歩道から、海の方に向けて写真を撮ってみました。(↓)

いやあ、北港運河公園、なかなかドラマティックです!
まさに、ワクワク ドキドキ このはな!
みなさんも、朝夕の涼しい時間帯の散歩に、どうですか、北港運河。☺

令和3年8月30日(月曜日) これまでにも増して、しっかり感染防止を!
今日は午前中は私用で休みをいただき、午後は内部の「此花区コロナウイルス対策会議」などに出席しました。
此花区でも、連日、これまでにない数の感染者が出ていまして、当区の保健福祉センターの担当も、保健所との役割分担のもと、休日も出勤し、健康観察や集団調査などに当たっています。
みなさん、デルタ株の感染力は強力です。
感染しないよう、また、させないよう、これまでにも増して、しっかりと対策をお願いします。
感染防止について、くわしくは、こちら。
令和3年8月28日(土曜日) 認知症サポーター養成講座
徹底した感染対策のもと開かれた「認知症サポーター養成講座」に行ってまいりました。
主催は「このはな元気!― 区長と歩こう-」会のみなさんと、このはな認知症サポーターの会のみなさん。
本来500人はいる区民ホールに今日はたったの40人。
消毒・検温はもとより、いくつもあるドアを開け放しての開催です。
で、まずは、梅原さんの講義。(↓)

ついで、かりんとうのかわばたくんも参加しての朗読劇。(↓)

「なんでこんな時期に認知症の講座?」と思われる方がいるかもしれませんが、むしろ「こんな時期だからこそ、認知症の講座!」なんですよね。
というのは、外出自粛のもと、運動不足やコミュニケーション不足におちいり、認知症が進行する方、新たに認知症となる方が増えていると言われているからなんです。
で、今日学んだことから、みなさまにメッセージを。
ひとりで、あるいは同居の家族と近所を散歩するのは、認知症を予防し、また、進行を防ぐのに必要なこと。「不用不急の外出」にはあたりません。
ご高齢のみなさま、ぜひ、1日20分をめどに、散歩するなどの運動をしてくださいね!
令和3年8月27日(金曜日) 正蓮寺川公園
今日は、9月3日の防災訓練に向けてのミーティングに出席したり、来年度予算に向けふたつの担当と意見交換したりなどしました。
そんな内部のミーティングでよくでてくる話題が正蓮寺川公園。
工場排水によって水質が悪くなり悪臭がしていた川が埋め立てられ緑あふれる公園となったことは、かつて公害問題に悩まされた此花区民にとって、環境改善の象徴。
のみならず、此花区のど真ん中を東西2.5キロ(計画)にわたって貫く公園でもあり、まさに、此花区のシンボル。
その正蓮寺川公園をより輝かせ、区民がさらに誇り、区外のみなさんにも知れわたるような公園とできないか、しっかり考えたいなあ、と思っています。
そんなことで、通勤途中などに、よく正蓮寺川公園を通ります。
で、今日ご紹介するのは、公園でみかけた遊具。
まずは、船。(↓)


あしかもいます。(↓)

ホッキョクグマもいます。(↓)

やはり、此花区なので「海」がメインテーマに選ばれています。
この遊具で遊んで育った子どもたちが大きくなって人生の大海原に船出しいてくんやなあ。そう思うと、なんだか、わくわくドキドキしませんか! (^-^)
正蓮寺川公園のことはこれまでも取り上げていますので、ご覧くださいね!

令和3年8月26日(木曜日) 大阪暁明館病院
今日は、区民学芸員の方の訪問を受けたり、区役所内の3つの担当と次年度予算に向けての意見交換などをしました。
ところで先日、プライベートで西九条の大阪暁明館病院に受診にいってきました。
大阪暁明館病院は、こんな病院です!(↓)

「コロナワクチン個別接種実施中」の大きな貼り紙が目立っていますね!
大阪暁明館病院は、社会奉仕への強い思いをお持ちの病院。それで、新型コロナウイルス対策にとっても積極的に当たってくださっていて、ほんとうに心強い存在。
たとえば、区役所のワクチン集団接種でも、此花区医師会の一員としての暁明館病院様にとってもお世話になりました。ありがとうございました。
それに、此花区役所と協定を締結し、いざ災害が来たときの医薬品のストックもしてくださっています。
ありがとうございます!
ところでこの病院の場所は、以前は北市民病院があった場所です。
その北市民病院の古い写真をみつけましたのでご紹介!(↓)
昭和初期の写真だそうです。

平成19年の写真もありました!(↓)

大阪暁明館病院のなかには大きなパイプオルガンもあります。
コロナ禍が収束し、再びパイプオルガンの音色を聞ける日を楽しみにしておりますぞ~!

令和3年8月25日(水曜日) 元祖テーマパーク!(続き)
今日は、建設局とのオンライン会議に出席したほか、次年度予算に向けて、3つの担当から話を聴き、意見交換をしました。
そうそう、昨日の日記の続きを。
昨日、昭和10年に此花公園ができたことを書きましたが、「目で見る 此花の“昨日 今日 明日”」にこういう図が載っていましたのでご紹介します。(↓)

昭和10年~18年頃の此花公園の図面。
おそらく、この本の発行にあたって当時の記憶をもとに作られたものだと思います。
これを見て気づくこと……。
・ この公園、今の此花公園よりずいぶん広い! 今の区役所・消防署が東端は今の区役所・消防署の場所で、西端は今の春日出商店街の辺り。なので、東西は300mくらいあったようです。天王寺の「てんしば」の東西の長さが200mぐらいなので、相当な広さです。
・ 水鳥小屋、猿山、屋内遊技場もあり、此花公園になる以前の「水鳥小屋遊技場」または「此花楽園」の頃のコンテンツをとどめています。
・ 南側、西側にはお店がたくさん! なかでも飲食店が多い! 数えてみると、カフェー8軒、料亭3軒、すし屋とうどん屋が1件ずつ。飲食店のほか、旅館が2軒に、映画館も! 公園を中心に「歓楽街」があったことがわかります。
・ 道路がしっかりと東西向きにまっすぐ通っていて、民家もたくさんあります。つまり、ここは当時すでに町なかでした。
今ここは、区役所と消防署のある住宅街。
此花公園は東西100メートルに満たない公園となっています。
まちの変遷って、ほんとに興味深いです!
時間のある時に、また、調べてみよっと!

令和3年8月24日(火曜日) 元祖テーマパーク!?
今日は、区長会議の福祉・健康部会に出席したり、内部の会議に出席したりなど、区役所内で仕事をしました。
さて、その此花区役所の場所に、昔、テーマパークがあったという話を聞いたのを思い出し、さっそく本を調べてみますと……、
此花区役所が発行した「目で見る此花の “昨日 今日 明日”」なる本に写真がありました!(↓)
おそらく戦前、昭和初期の写真です。
その名は、この本によると「水鳥小屋遊技場」。
ただ、「此花区史」には「昭和九年此花楽園跡を買収し、十年四月此花公園が開設され」とありまして、ここにいう「此花楽園」と「水鳥小屋遊技場」の関係は、今後の宿題です。

このテーマパーク、平成25年に此花区役所が発行した「このはなお宝プレミアム」なる冊子で、こう紹介されています。
「今では想像もつかないが、現在、区役所や消防署があるところに、歓楽地があった。遊技場、猿や水鳥の小屋、滝のある池、ブランコや土俵のある遊び場、売店もある公園…。周りには玉突きや映画館もあり、料亭・カフェーなど飲食店も立ち並んだとされる。子どもが冷やかしに出かけると叱られたと思い出を語る人も。」
下の写真(↓)は、もしかするとカフェーのスタッフの記念写真かな?

じつはこんな昔から此花区は大阪の一大観光地だったんですね!
ところで此花区には、今日、わが国トップクラスのテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が立地し、さらに夢洲に「国際観光拠点」が整備されていきます。
都市のなかの観光地としてのDNA。
これも此花区が受け継いできた体質のひとつ。
此花区、なかなか魅力的なまちでしょ!

令和3年8月23日(月曜日) このはなドッグ
今日は時間休をとって病院に行ったり、副区長・課長のみなさんとの会議に出席したり、事務的な仕事をしたり、研修に参加したりして過ごしました。
研修といっても、リアルのそれではなくeラーニング、つまり、オンラインでの研修。
eラーニング研修、移動時間はゼロだし、理解の薄いところは繰り返し読める/聞けるし、私は好きですねえ。
ほんとうはもっと町に出ていって、「ないモノねだりより、あるモノ探し」を合言葉にまちの宝物をみつけ、それに、いろいろな人とつながり、人と人をつなぎ、新たなまちの動きを創っていきたいのですが、今は控えめに。
区民のみなさまに感染拡大防止を日々訴えている私としては、がまんのしどころです。
昼ご飯は、月曜だけのごちそうサンドイッチ「このはなドッグ」でした。(↓)

区役所の東側の道を渡った向かいで、月曜日だけ買えます。
「このはなドッグ」を作って販売されているのは、春日出地域の民生委員の角林さん。
今日は、恩貴島地域の民生委員の三好さんも買いに来られていて、お二人の写真を撮らせていただきました。(↓)

待っているあいだに、おひとり暮らしの高齢者の見守りのようすをお聴きしたりなど、これはこれで収穫でした。
ではみなさん、今週もはりきってまいりましょう!

令和3年8月19日(木曜日) 火伏地蔵尊
今日は、第27回大阪市債権回収対策会議に出席したり、第9回舟運事業関係区連絡会に出席したりなどしました。
で、下の写真(↓)は、今日、前をたまたま通りかかった西九条3丁目の「火伏地蔵尊」。

「火伏地蔵」とは、火災から町を守るお地蔵様で、ネットで見てみると日本各地にたくさんあります。
ただ、この西九条の火伏地蔵尊、「縁起」(↓)によりますと、まず、延宝年間(1673~1681)の淀川改修工事の際に出土し、その後、木場運河の開発、道路整備や市電の開通、阪神電車の乗入れ等によりお堂の移転が8回に及んだとのこと。
そもそも、淀川付近に埋まっていたお地蔵さまが出できただけでも特筆ものですが、そののち、なんと、8回のお引越し。
まさに、七転び八起きを上回るネバーギブアップぶり!
このお地蔵さまを守ってきたみなさまの思いとご苦労がしのばれます。

いまもコロナ禍さえなければ、地蔵盆なども開かれている様子。
350年にわたって街なかに脈々と受け継がれてきた小さな歴史。まちを歩いて、こういう風情に触れてみるのもいいもんですね!。(^-^)

令和3年8月13日(金曜日) 母と子の共励会
今日は、第7回大阪市新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議をオンラインで傍聴してから此花区役所のワクチンチームのメンバーで意見交換・情報交換をしたり、防災についての資料を読んだり、「此花区母と子の共励会」の北会長が区役所におみえになったので(↓)、お話をうかがったりしました。

ところでみなさん、「母と子の共励会」って、知ってはります?
母と子の共励会は、母子家庭・父子家庭・寡婦のみなさんがつどい、励まし合い助け合うための会。あったかいですね!
此花区では4月現在で107の賛助会員ふくめ299人の会員さんがいます。
今日は区役所で児童扶養手当の手続きがあり、北会長さんは母と子の共励会のPRのために区役所に来られていたのでした。
母子家庭・父子家庭・寡婦のみなさん、他のみなさんとつながることで、元気がもらえたり、情報が手に入ったり、いろいろといいことがありますよ!
興味のある方は、地区の役員さん、または「大阪市ひとり親家庭福祉連合会」(TEL06-6371-7146)まで。
「大阪市ひとり親家庭福祉連合会」は、以前は「大阪市母と子の共励会」でした。いま、母子・父子・寡婦のための施設「大阪市立愛光会館」という施設を運営しています。
ホームページはこちら。

令和3年8月10日(火曜日) パステルカラーの夕暮れ
今日は、区政会議資料づくりのための会議に、それぞれの担当ごとにいくつも入りました。
区政会議は本来は委員の皆さんや私たちが集まって開催します。ところが、今回の緊急事態宣言を受け、急遽、書面開催に変更。
そこで、区役所としては、書面開催用の資料、つまり、説明なしでも分かりやすい資料に変更する作業に追われているのでした。
ところで、帰宅途中のこと、西九条7丁目で買物をしまして、店を出て西の空を見上げると、きれいなパステルカラーの空になっていました。(↓)

秋の真っ赤な夕焼けもいいですが、こういう柔らかい夕暮れの空もなかなかええもんです。
(^-^)
此花区は開けた場所が多く、つまりは空が広いまち。
こちらに来てからずっと思っていたんですが、今日あらためて思いました。
空の表情も、此花区の魅力かもしれませんね!

令和3年8月9日(月曜日) 詩吟大会!
今日は振替祝日。
此花区民ホールで、此花区詩吟連盟の「此花区長杯詩吟大会」があり、行ってまいりました!(↓)

この大会、昨年は中止でしたが、今年は、厳重な感染対策のもと、もちろん、大阪府の要請をしっかり守って実施。で、今年が第62回。なかなか歴史ある大会です。
ところで、詩吟は健康にもよいそうで、一説には、ふつうの人なら60%ほどしか使われていない肺の機能が詩吟をすると90%になるとのこと。また、ストレス発散にも良いそうです。
そのせいか、今日の参加者の皆さんを見ていると、みなさん顔色が良くて元気そう。
此花区詩吟連盟のみなさん、詩吟の力で此花をさらに元気にしてくださいね!

令和3年8月6日(金曜日) 自衛隊の隊長さん来庁!
今日は、区長会議にオンラインで出席したり、区長会の「まちづくり・にぎわい部会」にオンライン出席したり、大阪暁明館病院にワクチンの集団接種の件のお礼に行ったり、自衛隊大阪地方協力本部で大阪市をご担当の大杉隊長さん以下の皆さまのご訪問を受けたりしました。
大杉隊長さんは、この写真(↓)の向かって左の方です!

ところでみなさん、自衛隊の「地方協力本部」って知っていますか?
法律に「地方協力本部においては、地方における渉外及び広報、自衛官の募集その他長官の定める事務を行う。」との定めがありまして、私たちにとってお馴染みの「自衛官の募集」以外に「地方における渉外及び広報」もその任務。
この「渉外」には大規模災害に際しての連絡調整も含まれておりまして、私たち自治体にとって、防災の面からもめっちゃ大切な存在です。
ということで、今日も、防災関係の意見交換をしっかりさせていただきました。
これから、『広報このはな』で継続的に大阪地方協力本部さんの記事を掲載させていただくことになりましたので、みなさん、お楽しみに!
大阪地方協力本部のことは、こちらをご覧くださいね!
そうそう、ツイッターもこんな感じ(↓)で楽しいですよ!

みなさんもぜひご覧くださいね~!(^-^)

令和3年8月4日(水曜日) 常吉新田
今日は、内部のミーティングが数件ありましたが、だいたい自室で事務を執りました。
ほんとうは、あちこち出かけていろいろな皆さまと顔と顔の関係を築き、つながり、つなげ、税による事業費投入ゼロで新しいまちの動きを創っていき、それを『区長日記』その他で発信する。そんなシゴトが私の十八番のスタイルなのですが、なにせずっとコロナ禍、まして今は緊急事態宣言……。
人と会うのは控えめにしております。
で、代わりに、自分の言葉でまちのご紹介。
さて、昨日のこと。
自転車で「常吉庄左エ門」のお墓の前を通りかかりました。(↓)

常吉庄左エ門さんって、誰やろ?
じつはこの方、江戸時代は嘉永年間(1848~1855年)に開発された「常吉新田」を作った方なんです。
横にあるのは安政の津波で亡くなった方の慰霊碑。
おそらく、新田も、津波や高潮や洪水でせっかく埋め立てた土砂が流されたり犠牲者を出したりしながら、大変な苦労をしながら完成したんやろなあ。
ところでこの常吉新田、いまの此花区域の新田のなかでは一番新しい新田。ちなみに、一番古いのは四貫島新田で寛永元年(1624年)の開発です。
その後、申村(今の伝法の一部)、春日出新田、本酉島新田、南酉島新田、北酉島新田、恩貴島新田、西野新田、六軒屋新田、島屋新田、南新田、秀野新田と、次々に開発されていきました。
ちなみに、「此花区史」に明治五年の地図がありましたので、ご参考。(↓)

このように、此花区は、人々のたゆまぬ努力で、沖へ沖へと伸びてきたまち。
そしていま、その最先端は2025年に万博が開催され、国際観光拠点となっていく夢洲。
これまでも、これからも、未来に向かって伸びていく此花。
此花、素敵なまちでしょ!

令和3年8月3日(火) 恩貴島(おきじま)
今日は、区長会議の「福祉・健康部会」に出席したり、此花区医師会の事務局に集団接種終了のご挨拶に行ったり、市営住宅関係の会議に出席したりしました。
その合間に、前から見たかった「恩貴島小学校跡」記念碑を見に行きました。
これです。(↓)

恩貴島小学校の跡地は、梅香中学校のグランドとなっています。(↓)

記念碑の「沿革」をご覧になって分かるように、昭和5年9月1日に開校、昭和20年に戦災で校舎が焼失し、同21年4月1日には島屋小学校に統合され廃校となっているので、15年と7か月だけ存続した学校、ということになります。
ところで「恩貴島」っていう地名、少し読みにくいかもしれません。
もともと江戸時代に大宮仁左衛門なる人が開発した新田が「沖島」と呼ばれていたのですが、たびたび堤防が決壊したため、安永7年(1778)に「恩貴島」と改称されたとのこと。
今は地名(住居表示)に残っていませんが、昭和35年まで「恩貴島北之町」という風に地名に名をとどめていたそうです。
さて、その恩貴島、小学校も地名もいまはありませんが、「恩貴島地域」はしっかり健在で、昨年実施された国勢調査の速報値では人口は5468人。
この図(↓)のクリーム色のところが恩貴島地域です。

その恩貴島地域には、「恩貴島連合振興町会」「恩貴島地域活動協議会」などの団体が存在し、今はコロナ禍のもと活動が少なくなっていますが、ふだんは元気に活動しています。
恩貴島地域活動協議会のことは、こちら。
恩貴島地域のますますの発展を祈っていますぞ~!
では、最後に、恩貴島小学校の写真を。(↓)
『目でみる此花の“昨日 今日 明日”』に掲載の写真です。


令和3年8月2日(月曜日) ワクチン集団接種、終了
5月24日から続いてきた此花区の新型コロナワクチン集団接種が、本日、無事、終了しました。
此花区では2会場を運営。
2か月少々の間に、約13,000回の接種を行いました。
手前みそですが、此花区は人口も職員数も少ないのですが、新型コロナウイルス対策が進むことを願い、此花区医師会その他の関係先の絶大なご協力のもと、24区のなかでも三本の指に入るほどの予約枠を確保。
効率的に数多くの数の方に接種をすることができました。
おかげで、おそらく、65歳以上で集団接種をご希望の区民の皆さまにはいち早くワクチンが行き渡ったようで、残りの枠で多くの他区の皆さまに接種させていただきました。
詳細には数えていませんが、およそ半分近くが他区の方。
でも、感染症対策は広い視点でみなくてはなりません。
感染を抑えるためには、此花区民か他区の区民か、そこにこだわりすぎるのはよくない、そう思っています。
ところで、これが、今日、最後の一人に接種した後の会場。(↓)

がらんとした広い会場。
じつに感慨深いものがあります。
今日は、此花区医師会長の坂東先生ご自身が出務してくださいました。
真ん中の方が、その坂東先生です。(↓)
向かって右は委託事業者さんからの看護師さん。
左は此花区役所の益成副区長(此花区保健福祉センター所長)です。
あらためて、ワクチン接種に携わっていただいた医師会の医師・看護師・事務局の皆様、派遣事務の職員さん、看護師さん、委託事務の職員さん、大阪府看護協会の看護師さん、本当にお世話になりありがとうございました!
また、ワクチン接種業務に携わった区職員も頑張ってくれました。
みんなの力が結集してワクチン接種ができました。感謝の気持ちで一杯です!

此花区の集団接種は終わりましたが、新型コロナウイルス対策はまだまだ続きます。
今後は、クリニック等での個別接種が中心となりつつ、今後の市内の集団接種会場について検討に入ります。
対象が現役世代、若い世代に移るにつれ、忙しい方も多くなり、また、若い方のなかには接種の必要性をあまり感じない人も多いと言われています。
そんななか、いかに接種を増やしていくか。
いかに感染を抑えていくか。
ワクチン対応はまだ続きますが、此花区役所、ひきつづき、関係先の皆さまとともにがんばってまいります。
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