浪曲
2024年1月15日
ページ番号:9163
浪曲
ろうきょく
分野/部門
無形文化財/芸能〔音楽〕
保持者
春野百合子(はるのゆりこ)本名:佐伯 昌
主たる舞台
大阪市天王寺区逢阪2 一心寺シアター/他
紹介

浪曲とは邦楽の中で声楽に分類され、そのうち三味線を伴奏とする大衆的な語り物のひとつである。
江戸時代の門付け、大道芸が母胎となり、節調(メロディ)と物語性を加味してできあがった。明治初頭に東京では浪花節と呼称されたが、大正期以降全国的に浪曲と呼ばれた。明治30年代には、落語や講談を上回る人気となった。
春野百合子氏は2代目吉田奈良丸、初代春野百合子を両親にもち、天腑の才に加え繊細で情緒豊かな世話物を得意とした。
常に新しい試みに挑戦し、文芸浪曲の分野を開拓した。
数々の受賞歴が示すように、関西浪曲界の最高峰として長く活躍した。社会的貢献度も高く、長く浪曲親友協会の会長を務め、現在も多数の門人を指導している。
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