少彦名神社の薬祖講行事
2024年1月15日
ページ番号:9166
少彦名神社の薬祖講行事
すくなひこなじんじゃのやくそこうぎょうじ
分野/部門
無形民俗文化財
保持団体
少彦名神社薬祖講
所在地
大阪市中央区道修町2
紹介

くすりの町と称される道修町は、江戸時代から薬種商が集中したところで、近世中期に株仲間が組織されて以来、組合組織としての結合を保ちながら、地に根ざした産業が担われている。
少彦名神社は安永9年(1780)に組合の会所に勧請(かんじょう)され、以降信仰や経済活動の中心となっていた。
疾病除け(しっぺいよけ)の張子の虎で知られ、毎年11月22・23日に実施される神農祭(しんのうさい)はその例大祭であり、かつては株仲間の行事交代の場であり、現在は神農祭のお礼祭りとされる冬至祭とともに、薬祖講という約400社の薬業関係企業で構成される講によって維持・運営されている。
都市大阪ならではの問屋街に受け継がれる民俗行事である。
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