定専坊真宗関係史料 一括(31点)
2024年1月15日
ページ番号:9179
定専坊真宗関係史料
じょうせんぼうしんしゅうかんけいしりょう
分野/部門
有形文化財/歴史資料
所有者
宗教法人 定専坊(じょうせんぼう)
所在地
大阪市北区天満4
紹介
定専坊はもとは淀川流域の三番、現在の東淀川区豊里付近に位置し、中世大坂の有力な真宗寺院のひとつであった。大坂本願寺期には大坂六人坊主の一人として活動し、本願寺教団の摂津地域の支配に重要な役割を果たした。
本願寺教団の勢力浸透以前の十字と九字の名号本尊、本願寺教団からの免物(めんもつ)である蓮如(れんにょ)・実如(じつにょ)・証如(しょうにょ)の画像に加えて、石山合戦の際の10世門主顕如(けんにょ)が定専坊に宛てた書状、周辺の在地領主や戦国武将から定専坊に宛てた書状など、多数の中世文書が伝来しており、淀川流域の中世を考えるうえで重要な史料となっている。
本願寺教団の勢力浸透以前の十字と九字の名号本尊、本願寺教団からの免物(めんもつ)である蓮如(れんにょ)・実如(じつにょ)・証如(しょうにょ)の画像に加えて、石山合戦の際の10世門主顕如(けんにょ)が定専坊に宛てた書状、周辺の在地領主や戦国武将から定専坊に宛てた書状など、多数の中世文書が伝来しており、淀川流域の中世を考えるうえで重要な史料となっている。
絹本著色九字名号