暁鐘成墓
2024年1月15日
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暁鐘成墓
あかつきのかねなるはか
分野/部門
記念物/史跡
所有者
宗教法人 勝楽寺(しょうらくじ)
所在地
大阪市北区大淀中4
紹介
江戸時代後期の大阪の代表的な地誌『摂津名所図会大成』『天保山名所図会』の著者である暁鐘成は、寛政5年(1793)に京町堀の商家和泉家に生まれ、万延元年(1860)に没した。姓を木村、法名は道観と号す。
商いに勤しみながら、詩歌をよくし、地誌を編んだ。墓石は木村家一族代々のもので、砂岩製である。
台石は花崗岩製である。
天明6年(1786)の建立で、代々の名を両側面と背面に追刻している。
鐘成の名は背面右下方にあり、「鐘成翁至 釈道観」と記される。