生玉遍照院・医王院関連仏画群 一括(51点 附4点)
2024年1月15日
ページ番号:9214
生玉遍照院・医王院関連仏画群
いくたまへんじょういん・いおういんかんれんぶつがぐん
分野/部門
有形文化財/美術工芸品[絵画]
所有者
宗教法人 青蓮寺(せいれんじ)
所在地
大阪市天王寺区生玉寺町
紹介
生国魂神社の神宮寺である生玉宮寺は法案寺と号し、本坊である南坊を含めた生玉十坊によって構成されていた。
神仏分離の際に廃絶したが、生玉十坊は社外の真言系寺院の寺格を統合するかたちで法灯を継承した。
青蓮寺もそのひとつで、生玉遍照院と医王院を継承し、そこに伝来した仏画群を今に伝えている。
希少な中世の密教系仏画が多数含まれるほか、近世仏画にも作例の少ない図像や遍照院歴代の画像が残る。
戦災で全焼した生国魂神社に関連する史料として貴重であるとともに、市内で随一の仏画群である。
(左側の画像は「愛染明王画像」)