木造菩薩立像(瑞光寺) 1躯
2019年1月9日
ページ番号:74299
木造菩薩立像
もくぞうぼさつりゅうぞう
分野/部門
有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕
所有者
宗教法人 瑞光寺(ずいこうじ)
所在地
大阪市東淀川区瑞光2
紹介
法量:像高 125.5cm

瑞光寺は、東淀川区東部一帯に寺地を占めたという中世寺院三宝寺の旧地に結ばれた庵室を端緒とすると伝えられる。
本像は本尊で三宝寺旧仏の可能性があり、聖徳太子作と伝承される。現状は素地を呈する。通規の像容の聖観音像である。両肩先を含めて頭体ともに一木から彫出し、内刳りはなく、古様な構造を示す。前膊から先と膝先は後補で別像を転用しており、当初の尊名は不明である。彫眼像で、幅広の面相、広い肩幅、肉厚の耳が特徴的である。体奥はやや浅いが、一木造特有の量感を示す。
制作年代は平安時代、11世紀代と考えられる。
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