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御用瓦師寺島家文書 一括(49点)

2019年1月9日

ページ番号:74305

御用瓦師寺島家文書

ごようかわらし てらしまけもんじょ

分野/部門

有形文化財/歴史資料

所有者

大阪市

所在地

大阪市史編纂所  大阪市西区北堀江4

紹介

御用瓦師寺島家文書の写真

 幕府の御用瓦師寺島家に伝来した、戦前の市史編纂に伴い大阪市に寄贈された文書群で総数49点である。
 寺島家は紀伊粉河出身の瓦職人頭で、摂津国天王寺に住み、大坂の陣では徳川に内通したとして豊臣方に家屋敷を焼き払われたが、徳川大坂城の築造に貢献、寛永7年(1630)に中央区瓦屋町に屋敷地を与えられた。寺島家3世宗左衛門の代に京都・江戸・大坂の3家に分かれたが、中心は大坂で、江戸城の瓦も大坂で焼き納入、禁裏や寺社の瓦御用もほぼ独占した。
 内容は、大坂・京都間の寺島家の争論、地子免除、商取引や、10代寺島藤右衛門の葬儀に関する記録など、瓦御用を含めた寺島家全般にかかるものである。屋敷地周辺である瓦屋町の水帳および絵図、坪数帳なども含み、元禄8年(1695)から文久2年(1862)にわたる。なお、このうち4点は、明治34~42年(1901~9)頃に制作された、寄贈されず寺島家に残り、現在所在不明である文書の写本であり、慶長7年(1602)から安永7年(1778)の文書の写しを含んでいる。

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