ページの先頭です

絹本著色存牟本誉画像 1幅 附1巻

2019年1月9日

ページ番号:117695

絹本著色存牟本誉画像

けんぽんちゃくしょく そんむほんよがぞう

分野/部門

有形文化財/美術工芸品[絵画]

所有者

宗教法人 一心寺(いっしんじ)

所在地

大阪市天王寺区逢阪2

紹介

法量 : 52.3×20.3cm

絹本著色存牟本誉画像の写真

 一心寺は文治元年(1185)に法然が建立したと伝える浄土宗の寺院で、日想観の聖地に位置する、浄土教信仰と関係の深い寺院である。
 豊臣期から江戸時代初期に徳川氏の帰依を受けて寺観を整えたが、この再建期の史料が一括して伝来している。大阪市内に残る寺社縁起史料としては早い時期のもので、近世初頭の大阪を窺い知る歴史資料としての価値も高い。
 中興期の住持である存牟本誉画像はそのひとつで、頭巾と墨染の袈裟をまとい上畳に右向きに坐す姿を描く。
 元和7年(1621)の自身による賛文があり、市内に残る僧侶の肖像画としても早い時期の画像である。
 18世紀前半に後の住持高誉が記した、本誉の「中興存牟上人行状記」1巻を附する。

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市 教育委員会事務局総務部文化財保護課

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所3階)

電話:06-6208-9166

ファックス:06-6201-5759

メール送信フォーム