密教儀軌 元和7年筆写 一括
2019年1月9日
ページ番号:117746
密教儀軌 元和7年筆写
みっきょうぎき げんな7ねんひっしゃ
分野/部門
有形文化財/歴史資料
所有者
宗教法人 如願寺(にょがんじ)
所在地
大阪市平野区喜連6
紹介
法量 : 各16.6×16.4cm
密教儀軌は、真言密教の修法の誦文や次第、諸尊や法具の配置など、修法にかかるすべてを書き記したもので、師から弟子に秘儀とともに相伝される。
如願寺に伝来する史料は、醍醐三宝院から一括して如願寺にもたらされたもので、奥書から元和7年(1621)に高野山で下野国足利庄名草郷の住人甚宗房によって書写されたものである。
江戸時代初期に遡る一括した聖教史料は市内では極めて珍しい。
寺では「尊法の次第」と称される。
如願寺ではこの儀軌のうち「当年星儀軌」および「北斗儀軌」を用いて、現在も毎年2月3日に星供の修法を行っており、仏教民俗の生きた史料としての側面もあわせ持つ。
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