お蔭灯籠(阿遅速雄神社) 1基
2019年1月9日
ページ番号:117783
お蔭灯籠
おかげとうろう
分野
有形民俗文化財
所有者
宗教法人 阿遅速雄神社(あちはやおじんじゃ)
所在地
大阪市鶴見区放出東3
紹介
法量 : 総高2.98m

慶安3年(1650)以降ほぼ60年周期で、集団で伊勢神宮に参詣する現象をお蔭参りと称しており、 お蔭参りの講に結縁した人々によって、村の境界や鎮守の森に建てられた灯籠を「お蔭灯籠」と呼ぶ。
慶応3年(1867)のお蔭参りは、大阪では打ち壊しやええじゃないかと連動した大きな民衆運動との関連性が考えられるが、市内に残る関連史料は少ない。
このお蔭灯籠は石造の春日式で、正面に「大神宮」「おかげ」と陰刻され、慶応4年3月に仁兵衛をはじめ37人が結縁し、松屋町の石工源助が制作したものである。
お蔭灯籠の事例としては市内唯一のものである。
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