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【第30号】「お父さんも絵本でキャッチボール」大阪市立図書館

2019年3月20日

ページ番号:226698

赤ちゃんともっと遊びたい


 私事で恐縮ですが、昨年5月に初めて父親になりました。抱っこ・おむつ・ミルク等々をなんとかこなしつつ数ケ月が過ぎて、ほぼ寝る、泣くだけだった我が子が、声をかけると笑顔を見せたり、きょろきょろしたりするようになっています。

 みなさんは、赤ちゃんとどうやってコミュニケーションをとっておられますか?例えば、帰宅して赤ちゃんの前で「ただいま」「元気にしてたか?」とほっぺをつんつんしながら声かけ。ゴロンと寝ている赤ちゃんに「いないいないばー」。膝の上に座らせ赤ちゃんと手をつないで「ぎっこんばっこん」、といったところでしょうか。赤ちゃんはキャッキャと喜んでくれます。でも、もっと一緒に赤ちゃんと遊ぶ方法があったらと思ったことはありませんか?それなら、歌あそび・手あそび、絵本の読み聞かせはどうでしょう。

歌あそび・手あそび


 「げんこつやまのたぬきさん~♪」からはじまるおなじみの歌があります。歌にあわせて赤ちゃんの手を打合せたり、前後上下に動かしたり。赤ちゃんの体を動かす遊びは、ちょっと力のあるお父さんの方が向いてるかもしれません。「いちりにりさんり」というあそびはマッサージとくすぐりが合わさっていて赤ちゃんも大喜び。歌あそび・手あそびは、スキンシップしながら運動やマッサージもしてしまいます。6ケ月になる我が子には、他に「だいこん1本ありまして~♪」から始まる「だいこんもみ」や「ロンドン橋落ちた~♪」の節の「あたまかたひざポン」などが好評でした。

 私がそうでしたが、まず全部覚えていない。周りに聞くのは恥ずかしい。そんな中で本は力強い味方です。育児書の各月齢の部分の簡単なあそびを紹介するコーナーや、わらべ歌あそびなどの本には具体的な動きの図や歌詞・楽譜などが載っていて参考になりました。とっかかりがあると、けっこう思い出すものもあります。知らないうちにちょっと練習して、赤ちゃんと遊ぶ姿をみせたらお母さんもびっくりするかもしれません。

絵本の読み聞かせ


 「いないいないばー」を喜ぶようになったら、動きや声を楽しめるようになっています。大きくて低いお父さんの声は、ギ音や繰り返しのある絵本に威力があるようです。
 『がちゃがちゃどんどん』という絵本は、ストーリーはなくカラフルな抽象画のような絵とギ音が繰り返されます。『じゃあじゃあびりびり』は「みず」「じゃあじゃあじゃあ」というように、ものの絵と対応する音の絵本です。自分の思うような声音と大きさで読んであげてください。

 実際に読み聞かせるときには、赤ちゃんはまだ動きや音のする方を見てしまいますので、ページをめくったときと、読んだ後に十分に間をとるようにしてください。「だるまさんが」の言葉と、だるまさんのしぐさが繰り返される『だるまさんが』では、まず、ページをめくると絵が変わったので赤ちゃんは絵本を見つめます。このとき「絵だな、ふんふん」となるような感じまで待ってあげてください。
 つぎに「だ~る~ま~さ~ん~が」とゆっくりはっきり読んであげてください。このとき赤ちゃんを見ると声のするお父さんの顔を見ています。「おうおう、声がしたぞ」となるような感じまで待ってあげてください。
 そしておもむろにページをめくって絵を十分見せて…の繰り返しです。まだ言葉の意味はわからなくても、絵の変わる動きや、声のリズムを楽しんでくれます。

貴重な時間


 泣くだけだった赤ちゃんが「いないいないばー」を喜ぶようになって、寝返りをし、「あーうー」と話すようになり、お座りをする。子どもの成長はあっという間です。赤ちゃんと一緒の貴重な時間を、絵本で楽しく過ごし、父親のぬくもりを伝えてあげてください。

(参考文献)
歌あそび・手あそび
『赤ちゃんから遊べるわらべうたあそび55』久津摩 英子/編著 チャイルド本社
『こどもにあそびうた絵本』 ブティック社
絵本
『がちゃがちゃどんどん』元永 定正/さく 福音館書店
『じゃあじゃあびりびり』まつい のりこ/作・絵 偕成社
『だるませんが』かがくい ひろし/さく ブロンズ新社

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