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木造阿弥陀如来坐像 1軀 附2軀(光背・台座)

2022年9月21日

ページ番号:570824

木造阿弥陀如来坐像

もくぞうあみだにょらいざぞう

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕

所有者

宗教法人 見性寺(けんしょうじ)

所在地

大阪市東住吉区桑津3

紹介


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木造阿弥陀如来坐像

 桑津の旧集落に寺地を構える浄土宗寺院見性寺の本尊像で、説法印(せっぽういん)を胸前で結ぶ等身大の坐像である。頭部の内側に銘記があり、桃山時代を代表する南都仏師(なんとぶっし)の宗印(そういん)が、慶長11年(1606)に制作したことがわかる。大阪市域で桃山時代の銘記を有する像は少なく、また、宗印の作例は全国的にも10例ほどしかないため、希少な像である。

用語解説

説法印(せっぽういん) 仏像の手が結ぶ印のひとつ。釈迦が人々に説法をするときのポーズを象徴化した印。

南都仏師(なんとぶっし) 平安時代後期から奈良に本拠を置く仏師集団。奈良仏師ともいう。

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