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三津寺仏像群 一括(11軀) 追加指定

2022年9月21日

ページ番号:570828

三津寺仏像群

みつでらぶつぞうぐん

分野/部門

有形文化財/美術工芸品〔彫刻〕

所有者

宗教法人 三津寺(みつでら)

所在地

大阪市中央区心斎橋筋2

紹介


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三津寺仏像群

 江戸時代、大坂の市中で有数の真言の密教寺院である三津寺には、多数の仏像が伝来しており、本堂安置の像12点についてはすでに大阪市指定の有形文化財となっている。調査の進捗により、本堂の厨子内に秘されていた像や、境内の前堂の像についてもその状況が判明し、銘記から生玉宮寺(いくたまぐうじ)の一坊であった持宝院旧蔵であることがわかる仏像や、神仏習合の信仰の影響を強く示す鎮宅霊符(ちんたくれいふ)や三宝荒神(さんぼうこうじん)などを確認することができた。指定済の仏像群を補完する貴重な史料である。

用語解説

生玉宮寺(いくたまぐうじ) 生國魂神社の神宮寺であった真言宗寺院、神仏分離で廃絶。

鎮宅霊符(ちんたくれいふ) もとは道教の神で、北極星や北斗七星の信仰と関連する玄武が神格化した神。

三宝荒神(さんぼうこうじん) 神仏習合の信仰の中で、日本で成立した神で、火や竈を司る神として信仰される。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 教育委員会事務局総務部文化財保護課

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所3階)

電話:06-6208-9166

ファックス:06-6201-5759

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