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本遇寺真宗関係史料 一括(6点)

2022年9月21日

ページ番号:570834

本遇寺真宗関係史料

ほんぐうじしんしゅうかんけいしりょう

分野/部門

有形文化財/歴史資料

所有者

宗教法人 本遇寺(ほんぐうじ)

所在地

大阪市福島区福島3

紹介


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本遇寺真宗関係史料

 本遇寺は真宗大谷派(しんしゅうおおたには)の寺院で、長享3年(1489)の方便方身阿弥陀如来画像(ほうべんほっしんあみだにょらいがぞう)を伝えている。本遇寺が寺地を構える福島の地に、蓮如(れんにょ)の時代に門徒集団が形成されていたことを示す一次史料であり、画像本尊と裏書、附属する文書2点の合計4点が、既に美術工芸品として大阪市指定文化財となっている。その後、調査の進捗により、中世にさかのぼる墨書による大幅(たいふく)の十字名号(じゅうじみょうごう)や、近畿地方では非常にめずらしい4幅の蓮如絵伝(えでん)などが確認された。すでに指定した画像を補完する貴重な文化財である。

用語解説

真宗大谷派(しんしゅうおおたには) 真宗の一派で、京都東本願寺を本山とする。

方便方身阿弥陀如来画像(ほうべんほっしんあみだにょらいがぞう) 真向きの阿弥陀如来立像を描いた真宗特有の画像。

蓮如(れんにょ) 1415~1499 室町時代の真宗の僧。本願寺8世門主で、中興の祖と称される。

十字名号(じゅうじみょうごう) 「帰命尽十方無碍光如来(きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)」の10文字を記した名号を真宗特有の本尊として用いた。

絵伝(えでん) 貴人・高僧などの伝記を、連続する絵と詞書(ことばがき)とによって示したもの。

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