大阪市の市電関係橋梁図面 一括(原図854点・青図450点)
2022年9月21日
ページ番号:570837
大阪市の市電関係橋梁図面
おおさかしのしでんかんけいきょうりょうずめん
分野/部門
有形文化財/歴史資料
所有者
大阪市(教育委員会事務局)
所在地
大阪市北区中之島1
紹介
市電事業に伴って架けられた橋梁は、明治末期から昭和初期にかけて建設されてきた。現存するものは本町橋のみで、あとは難波橋(なにわばし)に外観意匠が残されるのみであるが、残された図面から、当時の建設計画、設計の方法や意図、建設材料を知ることができる。図面は旧大阪市交通局の前身である電気局(電気鉄道部)等が作成したもので、原図854枚と青図(あおず)450点が残る。原図には第1期線から期外線に至るまで約70橋分の図面が、青図には51橋分があり、青図にしかないもの6橋分・57点が存在する。これらの図面は本市の近代化の歩みを物語るとともに、時代を経て連続的に建設されてきたことで国内橋梁技術の発展過程を読み取ることのできる重要な歴史資料であるといえる。
用語解説
青図(あおず) 建築土木図面の多くは、トレーシングペーパーなどに作図され、ジアゾ複写機(青焼機)で複製される。その複製のこと。
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