中央区玉造1丁目における埋蔵文化財発掘調査
2025年9月1日
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大坂城跡(中央区玉造1丁目)埋蔵文化財発掘調査

調査地
調査地は、豊臣時代には、秀吉が築城した大坂城の城内にあたり、江戸時代には屋敷地などが立ち並んでいた、大坂城跡という埋蔵文化財包蔵地の範囲にあたります。建築工事の計画に伴い、埋蔵文化財の発掘調査を実施しました。

現場調査期間・調査面積
令和6年7月1日~7月29日・144㎡

調査した団体
大阪市教育委員会・公益財団法人大阪府文化財センター

調査の概要
調査地の周辺では、豊臣時代から江戸時代の遺構・遺物が、多数検出されていますが、この調査では、新しい時代の掘削工事などの影響もあり、豊臣時代から江戸時代の遺構・遺物は、あまりよく残っていませんでした。一方で、中世、鎌倉時代から室町時代の遺構・遺物はよく残っており、耕作地として利用されていたことを示す溝や、中世の土器などが出土しました。これらの成果から、中世以降の土地利用の変遷をたどる資料を得ることができました。

調査報告書
この調査については、まだ報告書が刊行されていません。令和7年度末に、大阪市教育委員会から刊行予定です。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 教育委員会事務局総務部文化財保護課
住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所3階)
電話:06-6208-9166
ファックス:06-6201-5759