中央区龍造寺町における埋蔵文化財発掘調査
2025年9月1日
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難波宮跡・大坂城跡(中央区龍造寺町)埋蔵文化財発掘調査

調査地
調査地は、古代の宮殿跡である難波宮跡と、豊臣秀吉が造営した大坂城内にあたる大坂城跡という、ふたつの埋蔵文化財包蔵地の範囲にあたります。建築工事の計画に伴い、埋蔵文化財の発掘調査を実施しました。

現場調査期間・調査面積
令和6年12月2日~令和7年1月31日・352㎡

調査した団体
大阪市教育委員会・公益財団法人大阪府文化財センター

調査の概要
調査地周辺は、高低差のある複雑な地形で、古代以降、自然の谷を何度も埋め立てながら、現在に至っている場所です。この調査では、難波宮跡に関連するような、古代の遺構は確認することができませんでしたが、大坂城の築城の際に、石垣などの造作のために切り出されたものの、結局用いられることがなかった石材が、大量に出土しました。ほかに、古代や中世の土器なども出土しています。

調査報告書
この調査については、すでに報告書が刊行されています。書名は、公益財団法人大阪府文化財センター『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書第338集 大坂城跡22 大阪市中央区龍造寺町における建設工事に伴う難波宮跡・大坂城跡発掘調査報告書』(大阪市教育委員会・公益財団法人大阪府文化財センター 2025年3月刊行)になります。詳細は、大阪市立図書館・大阪府立図書館などで、そちらをご参照ください。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 教育委員会事務局総務部文化財保護課
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