平成29年度第1回港区区政会議（平成29年6月28日開催）

　（仮称）区画整理記念・交流会館における民間等附帯施設の運営事業者募集について、薬局が運営事業者となった場合、薬局に感染症を持った患者も来られる。感染症拡大防止のため、薬局と同会館との空気が交流しないようエアコンの給排気を別系統にしたり、床下の給排水も別系統にするなど、設備を整えていただきたい。
　また、地域包括ケアに向けて、無菌調剤室の設置と共同利用、備蓄された薬の開放も合わせてお願いしたい。

　現在、運営事業者を募集しており、選定会議の審査を経て、8月下旬に事業者を決定していくので、現時点では薬局が運営事業者になるかどうかはわかりません。
　運営事業者については、提案価格だけで決めるのではなく提案内容も審査することとなっており、営利優先ではなく公共との連携や親和性の高さなども評価して事業者を選定していきます。
　運営事業者決定後、提案内容を確認しながら施設の基本設計に着手するので、用途などによっては、感染症への対応にも配慮しながら進めていきます。
　民間等附帯施設は、運営事業者の提案内容に基づき運営されることになります。実施要領や提案内容に含まれていない要件の実施を義務づけることはできませんが、交流会館の期待される機能を説明したうえで協力を求めていくことはできるものと考えています。

　大阪みなと中央病院の移転に関して、港区役所として築港地域の受診機会の確保について、大阪みなと中央病院や港区医師会へどのように働きかけたのか。働きかけの詳細について情報を開示してほしい。

　移転によって医療機関が少なくなるという地域住民の不安について理解しています。区役所が直接医療機関を誘致することはできませんが、それに代えて何ができるのか、受診機会の確保に向けてみなと中央病院などに働きかけをしています。戦略会議での決定事項でもあり、成果が出るまで、引き続き話し合いを進めていきます。
　情報開示については、当日回答していませんが、今後要請に応じて保有情報を確認し対応していきます。

　平成28年度港区運営方針に関する自己評価の概要まとめ版13ページ(3)市岡商業高校跡地、弁天埠頭などの有効活用について、目標達成となっているが、どのような業績目標に対して目標達成となっているのか。

　目標については、平成28年港区運営方針自己評価概要版の41ページに記載のとおり、市岡商業高校跡地については、地域の声を踏まえ、大学誘致という方向性を決定したことから目標達成としています。
　市岡商業高校跡地の有効活用については、引き続き、大学誘致に向け関係局に働きかけをしていきます。

【ご意見】
　弁天町駅前バスセンター（交通局所管）や市岡商業高校跡地（教育委員会所管）について、これからのまちづくりに向けて有効活用できるよう大阪市も検討してほしい。

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【ご意見】
　八幡屋公園の利活用について、区民まつり以外にも地域と連携したイベントを実施している。今後、より地域と連携して、まちづくりや健康づくりの事業に取り組んでいければと考えている。

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