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令和元年度第1回港区区政会議こども青少年部会(令和元年6月25日開催)

2023年12月25日

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令和元年度第1回港区区政会議こども青少年部会(令和元年6月25日開催)

令和元年6月25日(火曜日)午後7時から区役所で、令和元年度第1回港区区政会議こども青少年部会を開催しました。
筋原区長があいさつする写真

筋原区長あいさつ

こども青少年部会の様子

部会の様子

議題(1)平成30年度の施策・事業の評価について

議題(2)平成31年度の取組について

「港区区政会議こども青少年部会【平成30年度 振り返り】」(当日配付資料)に基づいて、議題(1)(2)を一括で説明し、委員の皆さんからご意見をいただきました。

部会で出された主なご意見と区役所の対応・考え方

こども青少年部会で出された主なご意見と区役所の対応・考え方

番号

意見

区役所の対応・考え方

(1)

みなりん学習ドリルやインターネット上の無料動画の反応について、適宜、把握に努められたい。

(「いきいき」の中でドリルを持参する子を見るとうれしい。)

いずれも学校からは概ね好評ですが家庭からの反応は把握しきれておりません。今後、把握に努めてまいります。

(2)

ある学校では数名増えれば1クラス増になるという窮屈な状況を強いられているクラスもある。クラス編成については区で判断できないのか。

また、学校選択制に関して、市岡中では通学区域外からの希望者が65名となっているが、南市岡、波除から選択希望している生徒が多いと思う。選択の原因分析の資料によると部活動が挙がっているが、学校においてどのようにすれば選択されるかを議論された結果、今年から市岡東中に野球の同好会を立ち上げられたところである。

学校運営については教育委員会の所管事項になり、状況については本日の議論を教育委員会に伝えてまいります。

市岡東中の同好会を含めて学校の魅力づくりに頑張っておられることは、区としても聞き及んでいます。

区として何か対応できないかを考えており、具体的には学校案内や説明会で関与できないかを検討しています。

(3) 

青少年指導員活動では指導ルーム・巡視活動を通じて非行防止に取り組んでおり、港区では青少年指導員の巡視は青少年指導員だけが取り組んでいる。他区では保護司や民生委員、主任児童委員と様々な方が関わっている。他の団体との連携を進めることは可能か。

青少年指導員の活動は、仕事もある中で夜間や休日に取り組まれており、大変ななか頑張っていただいています。

区役所としても、様々な団体との連携を働きかけてまいります。

(4)

青少年指導員活動として、21時以降の中学生の人数をカウントしており、巡視活動には各団体から協力をいただき、情報をいただいている。

横の繋がりを持とうとするが、他の団体からは協力できるところまで手が回らないという声を聞く。

守秘義務の問題はあろうが、こどもサポートネットで取り上げられる「学校の気づき」を青少年指導員でも共有したい。

また、港区青少年指導員連絡協議会のホームページやフェイスブックでも活動の報告もしているので、ぜひリンクして欲しい。

こどもサポートネットの取組については、学校からの情報に基づいて、スクールソーシャルワーカーや推進員がご家庭と相談しながら、課題の解決に向けて関係先や地域での見守りにつなげていっておりますが、民生委員、児童委員などに主にお願いしているところです。

地域の広がりや連携、守秘義務や情報について、引き続き関係局とも整理してまいります。

また、区役所での青少年の健全育成の取組の際には、港区青少年指導員連絡協議会のホームページなどにもリンクさせていただきたいと考えています。

(5)

青少年指導員など青少年の健全育成や教育に関係する専門家が学校協議会に参加するよう、取組を進めて欲しい。

多角的な視野からの意見によって議論が活発になると考えられ、また、学校協議会の場で完結しなくとも、キーパーソンが各団体に持ち帰ってそれぞれの活動に活かされるような協議会にして欲しい。

学校協議会の委員構成について、学校からは学識経験者を見つけづらいとの意見は聞いています。本日の部会の意見を学校に伝えてまいります。

(6) 

中学校の学校選択制は部活動で選択していることが多いため、部活動の受け皿を作って欲しい。

また、この学校は野球を、この学校はラグビーを、とそれぞれ特徴や頑張っていることが見えるイメージで、文化系のものも含めて特徴的な部活動が欲しい。

学級数が減ると教員が減って、クラブが減るという負のスパイラルに陥るという現状があります。

学校選択制に関しては、選択理由において「PTA役員を受けたくなかったから」といった意見があり、こうした親のための理由は本来の学校選択制の趣旨ではなく、子ども達のためにあるべきものと考えています。

そのため、新たに同好会を始められたことをPRするなど、地域や学校の取組に併せて学校選択制の趣旨をご理解いただけるよう積極的に発信してまいります。

(7)

池島小の減り方が大きく、三先小に区域外から13人が希望されており、場所から考えて多くは池島からと想像される。こうしたことを踏まえ、学校選択制のメリット・デメリットが地域ごとに違う形で出てきている。

学校の魅力を共有すべきと思っている。

三先にお住いの委員に、三先小の取組をお聞きしたい。

(三先地域にお住いの委員より)

地域団体を挙げて取り組むことが定着してきている。

PTAによる星を見る会や、子ども会を中心としたハロウィンなど、さまざまな取組をしている。以前から、他地域の友達を連れてきており、区別せず受け入れてきた。幼稚園や保育所での友達が行くからとの声も聞いたので、こうした催しの積み重ねかなと思う。

港区では、地域が入り組んでいて、住んでいるところから校区でない学校の方が近いところもある。また、港区には親の世代から住んでいる方が多い中で、父親が通っていた学校だったという帰属意識もあるようだ。今、やっている取組でよしとせず、他の学校の良い取組を真似てみるなど行ってもらいたい。

学校選択制については、いただいたご意見を始め、引き続き理由の把握、分析に努めるとともに、制度の趣旨に沿った選択がなされるよう、学校案内や説明会で正しく発信してまいります。

なお、学校ごとの魅力ある取組については、教育行政連絡会での共有化や、学校案内への記載を通じて各学校へのフィードバックとともに保護者へのPRを促してまいります。

また、単学級の解消策については、引き続き、検討を進めてまいります。

(8)

将来、今の子ども達が食べていけるのかを考えたときに能力がなければ食べていけない時代になってきていると思う。

ワークス探検団もあるが、夢をもってもらう、職業を体験する、将来のことを考えさせる施策はできないか。

区民の皆さまの物心両面の支援のおかげで、ものづくりの格好よさや魅力を伝える「キャリア教育プログラム」に取り組んでまいりました。

築港小の児童から日常生活を良くするアイデアを集め、自分の遊ぶ個室としても使用できる耐震シェルター「押し入れに入る秘密基地」やバッティングの苦手な生徒による新たな球技の「ハンドバット」を作り、ガレージみなとで製品化し、今年、売り出していくところであり、先日、日経新聞にも取り上げられたところです。

このようなアイデアを元に、子ども達にも起業のシミュレーションとして体験させていきたいと考えます。

今までは顧客のニーズに応える企業が伸びてきましたが、これからは社会課題を解決できる企業が生き残っていくと考えているため、そういった企業との公民連携による協働事業により、小、中、高それぞれで取り組んでまいります。

先日、波除小の児童を対象に追手門学院の先生に来ていただいてロボットプログラミングの体験講座をガレージみなとで実施しました。

こうしたものが、港区の資産だと考えています。

(9) 

家庭学習のためには周りに本がある環境が大事と聞いたことがあるが、港区に大型書店がない。誘致も難しいと思うので、図書館が新たになるのを控え使いやすい形になるのか、どのように進められて行くのか。

書店は文化を発信するところでありコミュニティの場でもあります。今ある書店を応援するとともに、また、可能な限り新たな誘致にも努めます。

一方、図書館は教育委員会の所管であるので、さまざまな制約がありますが、できるだけ連携して調整してまいります。

(10)

家庭、学校に次ぐ第三の居場所としてサードプレイスがあるが、学校の中にリラックスできる場所として設けられているところがあると聞いている。例えば畳の部屋があるとリラックスできたりするかも知れない。

こうした場所を学校に作っていくことはできないか。

港近隣センターではボランティアの方々に協力いただきながらエルカフェとして、また、市岡中では「はとばカルッチャ」をNPOが実施されています。

畳の部屋をDIYで作っていくなどおもしろい取組になるかも知れません。

いずれにしても、地域から支援していただける取組であることが前提であり、こうした支援をしていただけるサードプレイスが学校でも広がっていくことを期待しています。

(11) 

企業誘致の関連で、区内における土地の使い方が上手くいっていないと思う。

青少年指導員の取組としてある区では、区内にある企業や大学とが一緒になってケーキを作る取組などを行い、企業はメーカーの観点から子ども達の作るものや好みのリサーチ、大学は栄養学の観点から一緒にやっている。港区では大きな企業と一緒に何かをやろうといった取組がないように思う。

こうしたことが、子どもの視野が狭まることになっていないか。

まちの土台は産業であり、文化と同じように大事であると考えております。

産業として見ると港区など湾岸エリアは町工場が集積しています。

ものづくりは高い技術力がある一方で新しいアイデアが出てこないことが悩みであり、ベンチャーなどはアイデアがある一方で形にしていくことができない。この2つを結び付けて新しいものづくりをしていこうというのが、ガレージみなとで、去年の4月にオープンし、日本財団の助成を受けた海底探査のプロジェクトや、野球のティーバッティングの新製品の作成などを行っています。

また、長く休眠状態だった港産業会 青年部を立ち上げていただき、24区の中でも最も熱量のある青年部になっており、子ども達のためにキャリア教育プログラムに取り組んでいただいております。

町工場からの「社会課題の解決に動いていく取組」が目に見える形になってくれば、海運、港運の大手企業のところでも、火がついていければよいと考えております。

(12)

高校生の子どもから「高校生がデザインした服装で、高校生によるファッションショーをしたい」との声を聞き、非常にいいアイデアだった。

港区でファッションショーができたらいいなと思っている。

また、不登校の生徒にこのショーの話をしたところ興味を示している。こうした取組は登校のきっかけづくりにもなるのではないか。

区としても地域の協力も得ながらサードプレイスなどに取り組んでいますが、児童生徒のアイデアに基づく取組が、不登校など課題のある同じ世代の子ども達の興味や関心を持ってもらうきっかけとして非常に有効な取組と考えます。

(13)

人口を増やしていくためには、今の子ども達が、港区に住み続けたいと思ってもらうところから始まるので、そのためにも今の子どもの満足度を上げるよう、取組を続けていって欲しい。

区のまちづくりビジョンにおいても「子どもを育てる環境や子どもが学ぶ環境が整備され、『子どもの学び』と『子育て世代』を応援するまち」を目指している中で、子どもの満足は何なのかを測りながら、取組を進めてまいります。

配付資料

議事録

こども青少年部会議事録

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