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令和元年度第2回港区区政会議防災・防犯部会(令和元年11月8日開催)

2023年12月25日

ページ番号:485974

令和元年度第2回港区区政会議防災・防犯部会(令和元年11月8日開催)

令和元年11月8日(金曜日)午後7時から区役所で、令和元年度第2回港区区政会議防災・防犯部会を開催しました。
筋原区長があいさつする写真

筋原区長あいさつ

防災・防犯部会の様子

部会の様子

議題(1)議長・副議長の選任について

事前配付資料A~Eに基づいて区政会議の役割等を区役所から説明し、その後委員の互選により、姥谷委員が議長に、池山委員が副議長に選任されました。

議題(2)令和元年度の施策・事業の中間評価について

議題(3)令和2年度予算編成への意見聴取について

当日配付資料「港区区政会議防災・防犯部会【令和元年度中間振り返り】に基づいて、議題(2)(3)を一括で説明し、委員の皆さんからご意見をいただきました。

部会で出された主なご意見と区役所の対応・考え方

防災・防犯部会で出された主なご意見と区役所の対応・考え方

(1)

今年の集中豪雨で、福祉避難所の半分は水没し機能しなかった。機能している残りの半分に移動したかったが、断られてしまったという事案があった。今後は、そういったことも想定する必要があるではないか。また、寝たきりの方の受け入れを医療対応ができないことから避難所が拒否した例もあった。医療対応ができないのはよくわかるが、今後は、被災地から遠隔地への移送対応も必要になってくるのではないかと考えている。また、大阪みなと中央病院には、会議室や広いスペースもあるので、福祉避難所を開設し、いろんな連携ができないかと期待する。

浸水している状態での移送については、船舶やヘリコプターを使用することとなり、消防、自衛隊など関係機関の協力、連携のもと行うことになります。大阪みなと中央病院を福祉避難所とすることは、当該病院が災害時の地域医療を中心的に担う拠点病院となるため難しいと考えますが、災害時の連携について1つ1つ取組を具体的に積み重ねて連携を深めていきたいと考えており、現在、災害時に必要となる医薬品を、ローリングストック方式で備蓄することについて取組を進めています。

(2)

LINEでつながる先をどういうところまでを想定しているのか。例えば、港区障がい者地域自立支援協議会がつながることができれば、福祉避難所の開設状況や現状をいち早く把握することで、要援護者の方の受け入れの協力ができないかと考えている。

災害時のLINEの活用については、今年度から、一般に使われているLINEを活用して、区災害対策本部と地域災害対策本部の間での情報伝達の取組を始めたところです。一般のLINEを活用していることから、セキュリティの関係で個人情報のやり取りをしない運用としておりますが、地域災害対策本部以外との間の情報伝達についても、検討をしていきます。

(3)

港区のエリアの特性として海と川に囲まれており、災害時に弱点ともなるが、災害後は人や物資の移動に大阪港・弁天埠頭を有していることから陸上ルート以外に海上ルートが使えるのが特徴と思っている。この点についてどう考えているのか。

港区は、岸壁として船をつけられる場所が多いので、ご指摘のとおり災害後にはメリットとなると思っている。阪神淡路大震災時も最初に水を届けたのは大阪市港湾局の給水船であった。船の活用については、事業者との皆さんとも話し合っていきたい。

(4)

災害弱者にとって、電源確保が優先される。電源確保についてどう考えているのか。船も非常電源として活用できる。

区としても災害時の電源確保は重要であると認識しており、区独自に各地域の避難所となる小学校に発電機を配備してきたところです。避難所における電源確保については、危機管理室とも連携しながら、今後とも一層の充実に向け取り組んでまいります。

(5)

港区には神社の祭りなどを通じ豊かなコミュニティが存在する。災害時も災害後も助け合いなどにおいてコミュニケーションがとりやすい。その点についてご意見をうかがいたい。

ご意見のとおり、港区には地域の強い絆があり、また、地域活動協議会をベースとした自主防災組織が全地域において積極的に防災活動に取り組んでいる。引き続き、区として、地域の強みを活かした防災の取組を支援してまいります。

(6)

大阪港には多くの船舶が、係留、往来している。津波来襲時には水門などにも船がぶつかって役に立たないことが気になるが、どのように考えているのか。

ご意見のとおり、港町には、そのような宿命的なリスクがあり、それを完全にゼロにするのは不可能に近いことです。万が一、船がぶつかって防潮堤が壊れるリスクはあります。リスクを知り、リスクを織り込んで対処を考えることが大事と考えています。区としては、そのような事態も想定して、津波避難ビルの確保に努めるとともに、津波来襲時には垂直避難が必要であることの啓発に取り組んでいるところです。

(7)

中学校の体育館にエアコンを設置するということだが、津波来襲時の防水設備があるのか。

津波来襲時に港区の体育館のエアコンが使えるかと言えば難しいと思います。今回の体育館へのエアコン設置は、津波災害時のみを想定した設置ではなく、台風時や直下型地震、その他災害に対応したものです。なお、エアコンは市内全市立中学校の体育館に設置されていきますので、津波来襲後、港区民が区を越えて非浸水区に避難した時には、そこの体育館のエアコンを利用できるという面もあります。

(8)

港区が水に浸かった時、ヘリコプターが使える建物がどれくらいあるのか。

いわゆる航空法に定められるヘリポートは港区にはありませんが、高層建築物で火事等の緊急時に消防防災ヘリなどが救助活動及び消火活動に利用するための緊急離着陸場や緊急救助用スペースが屋上に設けられているもので区役所が確認しているものは、マンション3カ所(含む低層階オフィス・店舗)、ホテル1カ所、病院1カ所です。なお、災害時用のヘリポートは磯路中央公園の1カ所あります。

(9)

43号線のバリアフリー対策であるが、車いすが利用できる43号線の横断用のエレベーターはどうなっているのか。

国道43号線の弁天町駅前交差点地下道については、中央大通を挟んで南北に2カ所あるが、それぞれの地下道にエレベーターを設置する方向で、道路管理を所管する国土交通省大阪国道事務所において、現在、実施設計を行っています。エレベーターの整備内容や完成時期については、具体的な内容が固まり次第、改めて報告させていただきます。

配付資料

議事録

防災・防犯部会議事録

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