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令和元年度第2回港区区政会議こども青少年部会(令和元年11月7日開催)

2023年12月25日

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令和元年度第2回港区区政会議こども青少年部会(令和元年11月7日開催)

令和元年11月7日(木曜日)午後7時から区役所で、令和元年度第2回港区区政会議こども青少年部会を開催しました。
筋原区長があいさつする写真

筋原区長あいさつ

こども青少年部会の様子

部会の様子

議題(1)議長・副議長の選任について

事前配付資料A~Eに基づいて区政会議の役割等を区役所から説明し、その後委員の互選により、山本委員が議長に、大野委員が副議長に選任されました。

議題(2)令和元年度の施策・事業の中間評価について

議題(3)令和2年度予算編成への意見聴取について

当日配付資料「港区区政会議こども青少年部会【令和元年度中間振り返り】に基づいて、議題(2)(3)を一括で説明し、委員の皆さんからご意見をいただきました。

部会で出された主なご意見と区役所の対応・考え方

こども青少年部会で出された主なご意見と区役所の対応・考え方

(1)

家庭学習が大事と言われる中で、子どもたちの読解力が衰えていると感じる。

いきいきの指導員として、小学生の読解力や計算力の低下を肌で感じる。学校でこれらを向上させる工夫は。

読解力や計算力は大阪市全体の課題と考えています。そうした中で学校全体での工夫の説明については、大阪市教育委員会には説明を出前するキャラバン隊があるので、ぜひ活用してください。

各学校では授業時間をやり繰りしながら、読解力、計算力を付けさせる取組を行っています。

教育委員会の施策として学力向上サポート訪問として、市内全校に指導主事や教育センターの教育指導員が、読解力や計算力を付けさせるために授業の改善指導をし、各校で取組を進めているところです。

(2)

今後、小学校では英語の授業が始まっていく中で、担任の先生が全教科を教えていただく小学校の体制はどうなるのか。専門の先生を配置されるのか。

大阪市教育振興基本計画では、英語イノベーションとして「ネイティブ・スピーカーの活用や、特に教員の英語力・指導力を向上させるべく、大学と連携して教育ICTを活用した新しい研修システムなど、多様な研修方法を構築」していくこととしており、学校においては「①ブロックごとや中学校区ごと等で公開授業・研究討議を行うシステムの構築」と「②効果的な校内研修の実践」に取り組むこととしています。

近隣の学校に出向き英語の授業をして「見せる」ことで各校の先生の授業力を向上させるため、中学校の英語の免許を持っている専科の小学校教員を配置している小学校は、大阪市で現在、3校ですが、このうち1校は波除小学校であり、区内の他の小学校にも出向いています。

この外、、大阪市では、小学校と兼務発令を受けた英語の先生に、中学校から小学校へ来ていただいています。

こうしたさまざまな形で、英語の授業に対応していこうとしているところです。

(3)

市青指連絡協議会では、各区で各小学校ごとの地域に分かれて夜間巡視を行う指導ルーム活動を主に行っている。

指導ルームでは、毎月25日の夜9時に定めた形で実施しているが、子どもたちは「指導員が回ってくるぞ」とSNSで連絡しあい巡視が終わってから集まるなど、いたちごっこの状態であり、私たちの目から逃げて外れていくことで、指導できていないこともある。

そのため、子どもの進化に合わせて我々の活動も進化しようとしている。

また、青少年指導員は指導研修も受けているので、地域の人たちが子ども達に声をかけたりする際の声のかけ方や接し方などについても、区政会議での中で提案していきたい。

青少年指導員、青少年福祉委員の皆さまには、日ごろから、青少年の健全育成にご尽力いただいていることに感謝申し上げます。

SNSを始め、青少年を取り巻く環境の変化に合わせた指導ルーム活動に期待いたしています。また、区政会議こども青少年部会においても大所高所からのご意見をお願いします。

(4)

中学校の不登校支援の方策としての学生ボランティアはどのように集めているか。

また、どのように関わっているのか。

大学の先生とのネットワークの中で、教員を目指していたり、心理学を専攻している大学生を紹介していただいている状況です。教員を目指している学生には、講師採用も含めて採用試験のサポートをすることとセットで来てもらっている状況です。

関わり方については、初めは担任の先生と一緒に家庭訪問をして人間関係を十分に構築し、一定の時間を勉強など一緒に過ごしながら下校していくような関わり方をしている状況です。

(5)

港区で実施している塾代助成を受けている生徒の数は。

塾代助成事業は大阪市全市の事業であり、区内で塾代助成カードの交付を受けている生徒は9月末で555名、このうち4月から9月までに実際に利用した生徒は446名です。

なお、区としては、塾代助成事業は4月から9月までのカード、10月から翌年3月までのカードと、更新が必要であることから、新規申込や更新の勧奨といった広報にも努めています。

(6)

私の子どもが大阪府学生科学賞に取り組むにあたって、泉南郡岬町から淡路島南部までの大阪湾の各漁港を巡って購入したアジの内臓に含まれるマイクロプラスチックの量を調査してきた。

最初は臭い汚いと嫌がっていたが、途中から自ら進んで測定するようになった。

一例だが、アジの解剖を通して、生物の構造だけでなく命の大切さやチャレンジする姿勢など非常に多くのことを学んでいる。

点数で評価される勉強が中心になっているが、いろいろなことを取り入れることで、まだまだ学べることがあることや見過ごしていることがあるのではないか。

保護者が子どもにさまざまな体験をさせることは極めて重要なことです。

学習のモチベーションは体験によって生まれるものであるので、学校においても子ども達にさまざまな体験をさせています。

これまでも大阪市の学校現場でも努力しながらも学力が低いと言われていることを踏まえ、今後のアプローチの仕方として「さまざまな体験をすることで『国語は大事だ』『算数は大事だ』といったことに気付かせること」が挙げられます。

こうしたことで、さまざまな「力」に結びつけていくことが学力向上のカギになると考えています。

(7)

港晴小から半数ほどが接続校でない港中に、またこの外、私立中に行った。選択制もあり、港晴での地域活動には中学生がいない。

地域の子どもが少なくなるのは大問題であり、さらにその少ない中で学校選択制で一層、地域に子どもがいなくなるのも問題である。

新しい大きな中学校を2つ建てて集約するといった発想にたてないのか。

直近の課題は学校選択制であるということと、もう一つ大事なのは教育力である。

教師も子どもも伸びる学校を作っていってもらうことを願う。

長期的には今の子ども達が各地域に住み続けてもらえるよう、まちづくりビジョンの「子どもを育てる環境や子どもが学ぶ環境が整備され、『子どもの学び』と『子育て世代』を応援するまち」を目指し取組を進めてまいります。

学校選択制を活用されているケースの中には本来の選択制の趣旨から外れているものも含まれていることから、理由の把握、分析に努めるとともに、制度の趣旨に沿った選択がなされるよう、学校案内や説明会を始め、あらゆる機会において「地域や学校とのつながり」についても正しく発信してまいります。

また、現在、港区の小学校の適正配置については、中・長期的な児童数の推移を慎重に見極める必要があり、この増加が見込めないと明らかになった場合は、適正配置計画の策定を行うこととしています。これに併せて、引き続き単学級解消策についての検討を進めることとしています。中学校については「大阪市立小学校学校配置の適正化の推進のための指針」には対象となっていませんが、小学校に併せて必要な検討を行ってまいります。

また、学校の在りようについては委員のご意見のとおり、区内の小・中学校が「教師も子どもも伸びる学校」であるよう、区長が区担当教育次長として分権型教育行政を推進しながら、学校を支援してまいります。

配付資料

議事録

こども青少年部会議事録

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