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令和4年度大阪港湾局運営方針

2024年2月16日

ページ番号:566139

運営方針の進捗管理(振り返り)を実施しました。その結果について、「自己評価」欄に反映しています。(令和5年8月18日)

局の目標・使命および基本方針

【局の目標(何をめざすのか)】

  • 大阪経済の活性化と豊かで安定した市民生活を支える大阪港の実現
  • 市民の生命・財産を災害から守り安全で使いやすい大阪港の実現

【局の使命(どのような役割を担うのか)】

  • 大阪都市圏の物流を支えるための港湾機能の強化に資する施策を重点的に実施
  • 港湾における防災・減災機能の充実と施設の適切な維持管理を実施
  • 臨海地域の活性化に資する施策を実施

【令和4年度 局運営の基本的な考え方(局長の方針)】

  日本の産業の国際競争力の低下や海外流出を防ぐための方策として、産業を支える物流インフラである「港湾」の国際競争力の強化にむけ、国際コンテナ戦略港湾の取組と大阪湾諸港の港湾管理一元化を進め、取扱貨物増加を図るとともに、新たに大阪“みなと”(大阪港と府営港湾)におけるカーボンニュートラルポート(CNP)の形成(大阪港・堺泉北港・阪南港)に取り組んでいく。また、大阪都市圏を支える社会基盤として、市民生活の安全・安心を守り、持続可能な港湾の実現にむけて、港湾・海岸施設の耐震化や老朽化対策、高潮対策などに加え、関係事業者・地域住民と連携して、防災・減災対策の強化を図る。さらに、臨海地域においては、成長企業・物流企業の集積を図るとともに、夢洲においては、国際物流拠点としての更なる機能強化及びIR・万博などによる、国際観光拠点の形成に向けた取組を進めていく。あわせて、クルーズ客船の誘致を引き続き推進していくことにより、更なる臨海地域の活性化を図る。
 さらに、大阪“みなと”の強みを生かし、弱みを補完のうえ、全体で機能分担や最適配置を図り、大阪“みなと”を“ヒト・モノ・コトがより一層交流する拠点”として発展させ、安全・安心で良好な港湾環境のもと、背後圏にまで賑わいを図り、大阪・関西の経済・産業の発展の一翼を担うことをめざす。
 また、職員の創意工夫により、未利用地の活用などの更なる歳入の確保、経費の削減に取り組む。さらに、効率的な港湾運営を図るため、引き続き、民間活力を活用した官民連携の取組を推進する。
 港湾施設提供事業においては、平成30年3月に策定した経営計画に基づいた取組を着実に実施するとともに、大阪港埋立事業においても、土地売却・賃貸の促進を行い、港営事業会計の安定した運営と経営改善を図っていく。
 なお、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、局運営を行うにあたっては、ウィズコロナ時代を見据えて、データとデジタル技術を活用して社会資本や公共サービスの変革等を実現するDX(デジタルトランスフォーメーション)を念頭に置きながら、3つの経営課題(「港の国際競争力の強化」、「災害に強く、安全で使いやすい港の実現」、「臨海地域の活性化」)に沿って取り組んでいく。

重点的に取り組む主な経営課題

【経営課題1】 港の国際競争力の強化

 西日本・関西圏の産業活性化に貢献するとともに、豊かで安定した市民生活を支える西日本のゲートポートをめざし、阪神港へ貨物を集める「集貨」、新たな貨物の創出による「創貨」、港湾施設の充実による取扱能力の増強、効率的な物流体系の構築による「競争力強化」に取り組む。

  • 【戦略1-1国際コンテナ戦略港湾の取組み(集貨・創貨・競争力強化)】
    瀬戸内海など西日本から阪神港への貨物集貨や船舶大型化に対応した港湾施設の整備など
  • 【1-1-1 集貨(集貨事業の推進)】
    集貨施策への支援、西日本での阪神港・府営港湾のセールス 
    [予算額 42百万円]
  • 【1-1-2 創貨(新たな貨物の創出)】
    農水産品等の輸出事業に対する支援の実施
    [予算額 2百万円]
  • 【1-1-3 競争力強化(港湾機能の強化に資する施設整備)】
    主航路の拡幅・増深、夢洲C12荷さばき地の拡張および耐震改良、中古自動車輸出拠点整備など
    [予算額 4,650百万円]
  • 【1-1-4 競争力強化(コンテナ埠頭周辺の渋滞緩和施策の推進)(改革の柱1-4)】 
    総合的なコンテナ物流滞留対策などの取組
    [予算額 411百万円]
  • 【1-1-5 競争力強化(大阪“みなと”カーボンニュートラルポート形成)】 
    カーボンニュートラルポート(CNP)形成計画の策定
    [予算額 36百万円]

【経営課題2】 災害に強く、安全で使いやすい港の実現

港湾施設・海岸保全施設の適切かつ効率的な維持管理とともに、地震・津波などの災害に対応した防災対策として、浸水の被害想定・液状化の影響を考慮した防潮堤の耐震化や、港湾施設の南海トラフ巨大地震対策、埋立地の浸水対策に取り組む。

  • 【戦略2-1 防災・減災対策の強化】
    浸水被害が大きくなる居住地域、低地盤地域を優先した防潮堤の地震・津波対策
    南海トラフ巨大地震に対する耐震性能が確保されていない港湾施設への対策
    過去最大規模の台風に対し浸水被害が想定される、埋立地の浸水対策
  • 【2-1-1 防潮堤の南海トラフ巨大地震・津波対策】
    防潮堤の耐震・液状化対策工事
    [予算額 2,467百万円]
  • 【2-1-2 港湾施設の耐震化】
    主要橋梁等の南海トラフ巨大地震対策
    [予算額 253百万円]
  • 【2-1-3 地震・津波等防災対策の強化】
    危機管理室等と連携した官民合同による訓練や、港運事業者等への啓発など
    [予算額 0.2百万円]
  • 【2-1-4 埋立地等における浸水対策】
    埋立地における浸水対策工事
    [予算額 3,841百万円]
  • 【戦略2-2 施設の適切な維持管理の充実】
    「予防保全型」の維持管理へのシフトを推進するため、構造物の性能を一定レベルまで回復させる対策を実施する。
  • 【2-2-1 港湾施設の予防保全型の維持管理に向けた取組】
    外郭・係留施設等5施設の更新・補修工事
    [予算額 2,704百万円]
  • 【2-2-2 海岸保全施設の予防保全型の維持管理に向けた取組】
    防潮堤約1.8㎞の補修完了
    [予算額 3,145百万円]

【経営課題3】臨海地域の活性化

咲洲等への成長企業や物流企業の集積に向けた効率的・効果的な企業誘致に取り組むとともに、夢洲における国際物流拠点としての更なる機能強化及びIR、万博などによる国際観光拠点の形成や、クルーズ客船の母港化などに取り組み、臨海地域の活性化を図る。

  • 【戦略3-1 企業誘致と土地利用の促進】
    経済戦略局・都市計画局等と連携した、成長企業や物流企業の集積に向けた誘致活動、土地利用促進のための都市基盤整備と環境改善
  • 【3-1-1 企業誘致活動】
    セミナーや個別訪問などの企業誘致活動
    [予算額 -百万円]
  • 【3-1-2 夢洲の国際物流拠点及び国際観光拠点の形成に向けたインフラ整備の推進】
    夢洲における国際観光拠点形成(国際物流拠点の機能強化を含む)に向けたインフラ整備
    [予算額 27,225百万円]
  • 【戦略3-2 クルーズ客船の母港化の実現】
    経済波及効果が期待されるクルーズ客船母港化に向けた誘致活動、施設整備
  • 【3-2-1 クルーズ客船誘致対策の強化】
    海外の客船会社等へのトップセールス、クルーズ客船寄港時の各種情報提供業務など
    [予算額 35百万円]
  • 【3-2-2 クルーズ客船母港化に向けた施設整備】
    天保山客船ターミナル整備の実施など
    [予算額 593百万円]

「市政改革プラン3.1」に基づく取組等

【未利用地の有効活用等(改革の柱3-3(3))】

市有財産の有効活用の一環として、港湾施策上、保有する必要のない賃貸地及び未利用地の売却を行う

過去の大阪港湾局運営方針

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大阪市 大阪港湾局総務部総務課外郭団体監理グループ

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